先取り履修(本学学部生対象)

 大阪教育大学(以下「本学」という。)教育学部(初等教育教員養成課程及び学校教育教員養成課程並 びに養護教諭養成課程に限る。)に在籍する学生で,本学大学院連合教職実践研究科(以下「連合研究科」という。)で開設している授業科目の履修(以下「先取り履修」という。)を志願する者は,以下により出願してください。

1 出願にあたって

 先取り履修は,教育学部の学業優秀な学生に対し,早期に連合研究科で開設している授業科目の履修機会を提供し,高度な大学院教育に触れることで,連合研究科への進学意欲向上を図り,高度な専門職業人の養成に資することを目的としています。
 先取り履修で修得した科目の単位(最大10単位)は,入学後に連合研究科の修了要件単位として認定され,連合研究科に在学中の履修に係る時間を学校現場での実践に充てることができます。(ただし,先取り履修で修得した単位は,学部の卒業要件を満たす単位に含めることはできません。)
 先取り履修は,卒業見込みの学部学生が対象ですので,卒業要件を満たす単位の修得や卒業研究などに支障がないよう指導教員と相談のうえ,出願してください。
 
【先取り履修生の声】
○教職大学院の授業を受けた感想
・非常に満足している(全体の6割)
・満足している(全体の4割)
 
○受講して、良かったと思う点
・学部の授業とは違い、現職教員の院生といっしょに受講する機会があった。
・オンライン対応科目を上手く活用して学部の授業と重なることなく受講できた。
・新たな学びや発見があった。
 
○教職大学院進学に対する現在の心境の変化
・受験したい気持ちがさらに強くなった。
・受験したい気持ちは変わらない。
 
○教職大学院の授業を受講して感じたこと
・現職院生との対話を通じて、学校現場の実情や子供たちの様子、問題点、活用方法について学びました。また、異なる教科や校種の院生との交流から、新しい視点や意見を得て、学部での学びとは異なる発見がありました。
・他の院生の意見を聞くことで理解が深まり、学部時代に学んだことが学校実習で役立つと感じました。
・現職院生や教員とのコミュニケーションを通じて授業やグループワークに参加でき、良い経験を得られました。自分の知識や経験不足に難しさを感じることもありましたが、大学の先生や院生のサポートを受けて諦めずに取り組むことができました。
・良い制度だと感じました!オンラインで受講できることもすごくメリットだと思いました。
 
先取り履修生アンケート結果(令和6年8月実施)より 回答率71%

2 履修期間
 令和7年4月から令和8年3月までの1年間
3 受け入れ人数
 10人
4 出願資格
 次のすべてに該当する者
(1)学業優秀な学部学生(初等教育教員養成課程及び学校教育教員養成課程並びに養護教諭養成課程に所属する者に限る。)で,先取り履修を行う年度において卒業見込みの者
(2)連合研究科に進学を志望し,かつ,教員をめざす強い意志を有する者
5 出願手続
 出願者は,出願期間中に,持参で出願してください。
(1)出願期間
 令和6年11月13日(水)~11月22日(金)
(2)出願方法
 「6 出願書類等」を一括して,出願窓口に持参してください。なお,所属する課程によって出願窓口・受付時間帯が異なりますのでご注意ください。【土日の出願受付は行いません。】

(初等教育教員養成課程所属学生)
 出願窓口:天王寺地区総務課大学院係(天王寺キャンパス中央館1階)
 受付時間:平日14:00~21:00
(学校教育教員養成課程及び養護教諭養成課程所属学生)
 出願窓口:教務課大学院室(柏原キャンパス事務局棟3階)
 受付時間:平日10:00~17:00(12:00~13:00 を除く。)
6 出願書類等
① 先取り履修願書
 本学所定の様式を使用し,必要事項(指導教員の所見を含む。)を記入してください。
② 成績証明書 令和6年度前期分までの内容が記載されたもの

<様式のダウンロードはこちら>
先取り履修出願要項
先取り履修願書(PDF)
先取り履修願書(Word)
7 選考方法等
 選考は,書類審査及び面接の評価結果を総合して行います。
 【面接日時】令和6年12月19日(木)午後を予定
 【面接場所】柏原キャンパス
※1 出願者多数の場合は,1 次審査として書類審査により15人程度まで選抜したうえで,面接を行う場合があります。
※2 出願者数により面接の実施方法等に変更がある場合は,別途大教Gmail で連絡しますので,各自すぐに確認できる状態にしておいてください。
8 選考結果通知
 令和6年12月25日(水)
 ※選考終了後,可否の結果通知を本人宛にメールで通知します。
9 その他留意事項
① 出願者が10人に満たない場合でも,選考のうえ,連合研究科の教育の質保証の観点から不許可となる場合があります。
② 選考の結果,先取り履修生として許可された者は,連合研究科で開講するフラッグシップ大学特例領域科目を含む研究科共通科目等から最大10単位まで,所定の履修手続を経て受講します。履修に関する手続き方法等については,別途お知らせしますが,第1ターム又は第2タームで開講する授業科目から最低1科目は,原則として受講してください。また,受講が認められた授業科目について,やむを得ず取り止める場合は,事前に担当事務係及び授業担当者への申し出が必要となります。
先取り履修を行う授業科目に係る授業料は,免除します。
④ 先取り履修生が,学業成績不振等のため,許可された先取り履修の期間内に所属課程を卒業できなくなった場合は,先取り履修の許可を取り消されることがあります。
⑤ 先取り履修生は,令和7年度に実施する大学院連合教職実践研究科の入学者選抜(推薦選抜)を受験してください。なお,その際の検定料は,免除します。また,入学者選抜に関する詳細は,令和7年5月頃に公表する『令和8年度 大阪教育大学大学院連合教職実践研究科学生募集要項』でご確認ください。受験時期に関しては,特段の理由がない限り,1次若しくは2次募集時に受験することになります。
⑥ 先取り履修生で上記⑤により受験し,連合研究科に合格した者の入学料は,免除します。
⑦ 連合研究科入学後,所定の手続きにより,先取り履修で修得した科目の単位は,修了要件単位として認定されます。既修得単位認定に関する手続等については,入学後お知らせします。


その他,不明な点は下記までお問合せください。
大阪教育大学学務部教務課大学院室教職大学院係
TEL:072-978-3963
Mail:rengo@cc.osaka-kyoiku.ac.jp