令和2年度

1.コロナ禍における学生生活支援について

(意見)
 (コロナ禍においても)インターネットを活用するなどして,サークルの新入生勧誘活動を支援すれば良いのではないか。
(令和2年度第2回経営協議会〔令和2年6月26日開催〕より)

(取組)
 大学ホームページに掲載の本学公認団体一覧に,各団体のホームページやSNSのリンクを貼り,新入生等がアクセスしやすい態勢を整備した。
10~12月末の間,掲示板・立て看板を用いて構内3か所でクラブ・サークルの広告の掲示を行い,1回生に向けて紹介を行った。
 11月23日~12月20日の約1か月間を「神霜月間」として行ったオンラインによる大学祭において,各団体の成果発表(パフォーマンス)や紹介動画の配信を行った。新入生参加のきっかけとなる側面を重視し,大学と学生が連携し,本学のホームページや公式Twitter等で積極的に情報発信を実施した。なお,この取組に寄与した学生に対し,学長表彰を授与した。
 オンラインによるオープンキャンパスにおいて,本学公認団体の紹介動画を作成し公開してPRを図った。

2.管理者が組織目標を達成に向け実行し,適切に評価される方策について

(意見)
 企業では各責任者が組織の長の目標に沿って動く。健全な危機感を学内で共有し,目標を達成できる管理者の業績が評価される運用が必要ではないか。 
(令和2年度第5回経営協議会〔令和2年11月19日開催〕より)

(取組)
 大学の様々な課題やミッションに教職員が一丸となって取り組む体制を構築するため,役員,部局長等の管理者に対し,(部局長等については,従来から実施している大学教員個人評価中の「管理運営活動」項目での評価に加えて)学長が任命時に課題を提示し,賞与の支給期ごとにその取組状況を学長が評価するとともに,それぞれ評価に応じて処遇を決める仕組みの素案を作成した。令和3年度中に本仕組みを確定する予定である。
また,来年度以降,各組織の責任者が,学長が考える組織目標実現のために示された課題に対応するために,現在も行っている系主任等との対話をより一層充実させ,各責任者の意識を高めながら,成果をあげていく組織への変革を,この評価の仕組みと連動させる形で推進していきたいと考えている。以上のことを学長は文書により示し,監事監査にも対応が図れるようにすることとしている。

3.大学ホームページの「見やすさ」について

(意見)
 (大学ホームページの)トップページに「大学の今後のめざす姿」というような項目があれば,「中期目標,中期計画」などについて,多くの方に見ていただけるのではないか。
(令和2年度第6回経営協議会〔令和2年12月2~14日開催〕より)
 
(取組)
 いただいた意見などを踏まえて,2021年10月のウェブページリニューアルに向けて,これまで以上に「誰にでも見やすく,わかりやすく,アクセスしやすい」ことを念頭に,トップページを含む情報分類を見直し,大阪教育大学らしさが伝わり,情報発信力が高く何度も訪れたくなるような魅力的なホームページとなるよう準備を進める。