一般企業にも所属する客員教員が専門性を生かして
企業から研究者として派遣された客員教員が、ゲストティーチャーとして実施する授業も。高度教職開発系の峯明秀教授が担当する教養基礎科目の授業「アクティブ・ラーニング入門」の一場面を紹介します!
大学院生が考案した学習ゲームで実証実験授業
学習参考書の出版や知育玩具の商品開発など、さまざまな世代の学びをサポートする『株式会社Gakken』所属の麻生征宏客員准教授が、附属平野小学校で、学生24名と児童7名による学習ゲーム教材「SDGsバランスタワーゲーム」の実証実験授業を実施。
ゲームは、大学院連合教職実践研究科の授業で院生らが検討・提出したアイデアのなかから、同社が選定(院2回生の河村萌花さんが構想案を作成)したもので、仲間と協力したり教え合ったりしながら、SDGsについて学ぶことをねらいとしています。
午前中に教材の分析や指導案を作成した学生らは、午後は先生役となり児童らと学習ゲームに挑戦しました。
Webテストの作成に挑戦
『Google社』所属の新田拓也客員講師は、同社の提供サービスや指針、教育学部を卒業した自身の経験などを元に、ICTの活用事例や活用方法について解説しました。
学校現場によっては Google Forms*で小テストを実施している事例もあり、学生らは、平均点をつくることを意識しながら作問したそれぞれの得意分野に関する小テストを解き合いました。
*Google Forms …… オンラインフォームやアンケートを作成して共有し、回答をリアルタイムで分析できるサービス。