「教え子に伝えたい言葉」と「どんな教師になりたいか」を、連合教職大学院の在学生に聞きました。 たくさんの思いの詰まった言葉をご覧ください。きっと、同じ思いの人がいるでしょう。
全ての言葉とその真意が記載されたチラシはこちら(PDF 1,199KB)
一生勉強 一生青春
本を読むこと、映画を見ること、人と関わること全てに学びがある。人は、いくつになっても学ぶ権利がある。それは誰のためでも、何のためでもいい。「何を学ぶのか」「何から学ぶのか」それはあなたが一生をかけて見つけるもの。学びに一生懸命な人は輝いている。
2回生/学部卒院生/教育実践力コース
Happyは、努力でつくれる!
「楽」という言葉と「楽しい」という言葉は、同じ漢字でも大きく意味が異なります。本当の「楽しい(Happy)」を得るためには、努力する過程が大切だと思います。
2回生/現職教員院生/スクールリーダーシップコース
相手の心の痛みがわかる人になれ
東日本大震災のボランティアをさせていただいた際、語り部の方がおっしゃった言葉です。相手の心の中でどのような苦しさや不安な気持ちがあるのかを理解できて、その気持ちにそっと寄り添えるような人になってほしいです。
1回生/学部卒院生/教育実践力コース
夢には人を成長させる力がある
「夢が私たちにあたえてくれるものは何だろう?」と考えた授業で、子どもたちからもらった言葉の一つです。話し合いの中で、夢があるから前向きになれる、想像力がはたらいて希望が持てる、目標ができて頑張れる、未来が楽しくなるという意見に感動しました。夢を持つ素晴らしさを伝えたいです。
1回生/現職教員院生/スクールリーダーシップコース
努力は才能を越える
小さな努力を続けることで少しずつ夢や目標に近づきます。そして、その積み重ねが自分が描いていたイメージを超え、新たな無限の可能性が広がることにつながります。自分は才能が無いからと諦めるのではなく、努力はその才能を超えていけるということを、子どもが実感できるよう、教育を通して支えたいと思っています。
2回生/現職教員院生/援助ニーズ教育実践コース
あなたらしく
誰しも、良いところやそうでないところがあります。そんな“あなたらしさ”を、学校生活を通して見つけ、それを忘れずに、むしろ強みにしてどんな時でも過ごして欲しいという思いを込めました。
1回生/学部卒院生/援助ニーズ教育実践コース
失敗してなんぼ
子どもたちは、学年が上がるにつれてチャレンジしなくなるように感じます。しかし、失敗するからこそ様々な学びや気づきにつながります。子ども時代は、たくさんのことに挑戦し経験を積むことが大切です。学級内が、「誰でも失敗はするものだ」という雰囲気であれば、恐れずに様々なことに挑戦できるのではと思いました。
苦労は人生の宝
生きていく中で、様々な苦労や悩みに直面します。その苦労や悩みは、その時はとても辛いことですが、そのことを経験したり乗り越えたりすることで、自分自身が大きく成長し、他の人にも優しくなれるはずです。自分自身の殻を破りながら、大きく成長していくことを願っています。
自分を理解し強みを活かそう
好きなことや得意なことを大切にしてほしいです。無理して他人と比べる必要はないと思います。私は、小さい頃から鉄道が大好きでした。その関係から、鉄道会社の清掃員として働いたことがあります。もしかすると、将来の仕事につながるかもしれませんし、仕事を支えるぐらいの趣味になるかもしれません。自分自身を大切に。
2回生/現職教員院生/特別支援教育コース
一人一人が主人公
みんな一人一人がかけがえのない存在であり、自分というものは誰かにとって代わることのないこと、その人はその人だけの魅力を必ず持っていること、自分の人生において一人一人が誰しも主人公であることを伝えたいという思いを込めています。
授業の中身が記憶に残る教師
授業力こそが最大の教師力である。小学校・中学校・高校の思い出はなんですか?と尋ねた時に、子ども達が迷わず「普段の授業」と答えるような授業を追求・追究していきたいと思っています。
「やってみよう」を引き出せる教師
子どもたちの未来は予想もつかない新しいことばかりだと思います。「自分には無理だ」と諦めてしまうのではなく、「やってみよう」と前向きにチャレンジできる子どもたちになって欲しいと思っています。だから、学校生活のいろいろな場面で、子どもたちの「やってみよう!」をたくさん引き出せる教師になりたいと思いました。
1回生/現職教員院生/援助ニーズ教育実践コース
変化を恐れず学び続ける教師
社会とともに変化する学校教育のニーズに答えられるよう、現状に甘んじず、常に学び続ける教師でありたいです。そのためには、自分の意見にこだわりを持つだけではなく、他者の意見も受け入れられる余裕を持ち、変化を恐れず柔軟に思考することが重要であると考えます。
子どもの伴走者
一人一人の力を最大限に発揮できるように学びを支え、子どもの「成長したい」という気持ちに寄り添える存在でありたい。
人の心に火をつける教師
何でも一人でできる人が教師になるわけではありません。教師にだってできないことはあります。それは、子どもも同じことです。だけど、子どもの計り知れない可能性を見通したとき、どんなことだって「やってみよう」と子ども自身の心に火をつけることができたのなら、それは教師冥利に尽きるというものです。
失敗を恐れず挑戦する教師
うまくいかないことがあっても、すぐ諦めるのは早いと思います。どうしてうまくいかなかったのだろうと立ち止まり、原因を突き止め、次の策を試行錯誤することで新たな兆しが見えるかもしれません。もしかすると、その教師の姿勢こそが、目の前にいる子どもたちに勇気や希望を与えられるのかもしれません。
子どもの力を信じ抜ける教師
子どもの成長の進度は様々ですが、可能性は無限だと思っています。子どもの「できる!」「できた!」につなげるためには、子どもの可能性を信じ、何事も諦めずに継続することが大事だと思っています。
互いに学びあえる教師
先生と呼ばれる仕事をしていくためには、常に学び続ける人でありたい。教師になったらゴールではない。日々研鑽、成長していくことが求められると思います。教師同士の学びあいはもちろん、子どもたちから学ぶことが本当に多い。いろんな人と学びあうことで、教師という仕事のおもしろさや楽しさを実感することができます。
探求し続ける教師
子どもたちとともに驚きや発見を見つけ、いつまでも、知りたい!という気持ちを大切にできる教師でありたいです。
ひとりひとりを大切にする教師
生徒はひとりひとり違う。当たり前のことなのに、みんな同じように理解し、成長するという前提で生徒に接してしまっている自分に気づく。ひとりひとりの「違い」を大切にすることで、生徒に自分らしく生きて欲しい。「違う」から面白い、「違う」から学びがある。そんなことを伝えられる教師でありたい。