平成30年採択結果

審査の結果、6件の企画が採択されました。
採択された企画は次のとおりです。

企画の名称 柏原伝統工芸・注染染めによる大学オリジナルグッズ製作プロジェクト
代表者 田村 彩恵【3回生・教養学科芸術専攻】
企画内容

柏原地域の伝統工芸である「注染染め」に着目し、以下の2つを柱として企画を行う。

  1. プロジェクトメンバー8名によるオリジナルデザインのハンカチを注染染めで製作する。
  2. 注染染めの職人の方々に取材を行い、柏原に古くから伝わる技法を広く紹介する。
採択予算額 190,000円
企画の名称 バリアマップの作成
代表者 鈴木 憲【3回生・学校教育教員養成課程】
企画内容

大阪教育大学の障がい学生修学支援ルームや利用学生の支援体制において、授業面における支援は充実しているが、学生生活面における支援は未だ不十分であると我々は考える。
本企画では、実際に学生主体でバリアの発見と改善をした実績のある宮城教育大学や、本学と同じように聴覚障がい学生支援に力を入れている愛知教育大学との遠隔支援機器を用いた交流を実施し、それをもとにバリアマップを作成したいと考えている。
そのバリアマップには、バリアを示すだけでなく、バリアを回避するためのルートや、緊急時の避難経路も同時に掲載する予定である。

採択予算額 140,000円
企画の名称 とどけよう‼みんなのこえ‼~震災復興コンサート~ vol.6 「護」
代表者 髙田 遥【2回生・大学院教育学研究科】
企画内容
  1. 復興コンサートを開催し、主催者はじめ出演者・関係者が東日本大震災や熊本地震をはじめとする、これまで起きた様々な災害について再認することで、災害の記憶の風化を防ぎ、継続的な復興支援を行えるようなきっかけをつくる。
  2. 復興コンサートを催し、募金を集め、被災地支援の団体に寄付をすることで被災地の子どもの教育を支援する。
  3. 今年度は「護」をテーマとして、大阪市立阿倍野防災センターを見学し震災について実体験を通して理解する活動や、効果音としての演奏を交えた震災に関わる絵本の読み聞かせを行うことで、イメージしにくい震災について、音を通して理解を深める活動を中心に行う。
採択予算額 180,000円
企画の名称 理科の実験を楽しもう!~手作り科学館~
代表者 田崎 賢也【2回生・大学院教育学研究科】
企画内容 本企画はH29年度まで理科教育専攻の学生を中心に行っていた学生チャレンジプロジェクト『広げよう理科教育力 ~手作り科学館~』を継承し、他専攻の学生とも協力して、子ども達やその保護者、また地域の皆様に理科の楽しさを伝えられるような、より理科に親しむ機会の実現を成せるような科学館づくりを目指すものである。
この科学館とは、企画する学生が自分達で科学に関する手作りのおもちゃや教材を作り、依頼された団体・学校で開催・講演するものであり、理科の面白さ・楽しさを伝えることで子ども達の興味・関心を高められることが期待される。
採択予算額 141,000円
企画の名称 外国人児童への日本語支援と図画工作科のアプローチ
代表者 福井 一風【3回生・学校教育教員養成課程】
企画内容 日本がグローバル化によって変わりだした社会の中で、学校教育もまたニーズにあった対応が求められている。
しかしニーズは幅広く、多種多様を極める。その中で私たちは両親が外国出身の児童の教育に焦点を当て、言語にとらわれない図画工作科がどのようなアプローチで支援していくことが可能かワークショップを開催し、模索してゆく。
採択予算額 77,000円
企画の名称 DAIKYO ALLY WEEK
代表者 吉岡 彩和【3回生・学校教育教員養成課程】
企画内容 多様性や、自分の中にある偏見や差別意識について、本学学生に考えてもらえる機会となるようなイベントを行う。
今回の企画では、「様々なマイノリティや生きづらさに寄り添い、それぞれが自信をもってともに生きられる環境づくりを目指す人」「多様な人々が胸を張って生きられる社会を肯定する人」という意味で「ALLY(アライ)」という言葉を使用し、教員になる人も多い本学に、ALLYの学生を増やしたい。一週間を通してイベントに参加することでALLYへの一歩を踏み出せるような内容を考えている。
また、本学の人権週間において学生発信の取り組みがほとんど見られないことから、時期は人権週間とし、すべての人がもつはずである人権についても考える機会としてもらいたい。
採択予算額 170,000円