授業における新型コロナウイルス感染症対策
ハイブリッド授業
ハイブリッド授業を行う辻岡 強教授(理数情報部門)
後期の授業において、一部の授業科目では講義室の対人距離を確保し、キャンパス内に滞留する学生の総数を減らすために、学籍番号末尾の奇数と偶数により2グループに分けて、キャンパス内で受講する対面授業と自宅等で受講するオンライン授業を交互に組み合わせて行うハイブリッド授業を実施しています。
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ハイブリッド授業実施イメージ
対面授業
対策を講じて実施している対面授業
受講人数が少ない授業や、オンラインでの実施が難しい実験・実技・実習を伴う授業においては、各授業で消毒の実施や三密を回避する等、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で実施しています。一部の音楽実技系の授業では、担当教員と学生が協力して、譜面台等を活用した手製のパーティションを作成し、対策を講じています。
コロナ禍での学生への支援
キャリア支援センター
パーティションを隔てたアドバイザーとの対面相談
パーティションを隔てたアドバイザーとの対面相談や、Zoom等のビデオ会議システムを活用したオンライン相談も実施し、コロナ禍においても就職支援を継続しています。
修学支援センター(障がい学生修学支援ルーム)
聴覚に障がいのある学生に対して、「captiOnline(キャプションライン)」というソフトウェアを活用し、授業中の教員の発言や様子等を支援協力学生がオンラインで文字情報に変換することで情報保障を行っています。
施設における感染予防に係る取組
マスク着用を促すポスター
授業実施時に使用する消毒セット
席数が制限されたテラス席
足元に並び位置が示された窓口
感染予防方法が図示された手指消毒液
トイレ前に設置された消毒セット
間隔をあけさせるための掲示
学内の感染対策が示されたMAP
学生への経済的支援
本学は、家計が急変した学生等に対する大学独自の奨学金制度として、「大阪教育大学修学支援奨学金(家計急変採用)」を創設しました。これは、学生等への支援及び教育研究支援の推進等を図ることを目的とする「大阪教育大学基金」を原資とし資金拠出したものです。また、今回の実施にあたって、基金には、新たに一般の方や卒業生をはじめ、学内研究室の同窓会組織や学内教職員からも支援が集まりました。同基金を原資として、学生への図書の郵送サービスや、学内での学生アルバイトの支援策に活用しました。今後も、経済的困難な状況に陥っている学生の支援を続けていく予定です。
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これまでの新型コロナウイルス感染症への対応の経緯はこちら(PDF 535KB)
(2020年11月取材)
※掲載内容はすべて取材当時のものです。
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