「熱中症予防講義」を開催しました
令和7年5月14日(水)に本学A314教室にて、大塚製薬株式会社の石田愛子課長補佐を講師にお招きし熱中症予防についてご講義いただきました。参加者は体育会系クラブの1回生部員・1回生マネージャーの162名、2回生以上の部員及びキャプテン・マネージャー75名の計237名でした。世界的に気温変動が進み、日本では平均気温の上昇にともない熱中症による事故が増加している中、熱中症になる身体のメカニズムや熱中症の病態や症状、予防法や対処法など講義の中でお話しされました。
身体が暑さに慣れるように5月頃から「暑熱順化」をおこなう大切さや脱水状態にならないように「ナトリウムや糖を含む水分補給」を行うこと、またあらかじめ深部体温を下げ、体温の上昇を抑えるプレクーリング(体表面を冷却する方法、冷水や氷上飲料を摂取して体内を冷却する方法)など教えていただきました。講義を受けた学生からは今後に活かせそう、予防法や対処法などよく理解できたなどの感想を聞くことができました。熱中症は適切な処置を怠り、手遅れになると死に至る場合もありますが、正しい知識と対策による予防が可能です。
昨年度に引き続き、大塚製薬様のご厚意にて、講義動画を保健センターHPに掲載します。体育会学生だけでなく、一般の学生の皆さんも熱中症の知識を深める機会になれば幸いです。
▶「熱中症予防講義」動画は
こちらから (※大教Gmailアカウントでのみアクセスできます。)
▶アンケート結果はこちらから(PDF 440KB)
大阪教育大学保健センター、学生支援課課外活動係
