大学院教育課程開発のためのシステム開発

　高度専門職業人養成を目指す教員養成において、今後さらに重要な位置付けとなる大学院教育、とりわけ博士課程における教師教育の開発のため、「教員養成を担う人材養成のための博士課程開発」と「教育実践デジタルライブラリーの開発」の2本を柱として事業を実施する。
　「教員養成を担う人材養成のための博士課程開発」では、教師教育における国内外の先進的な博士課程の事例を調査し、博士課程構想の基礎資料を提供すること、「教育実践デジタルライブラリーの開発」では、構想された大学院における実践的な教師教育のためのデジタル教材の開発を目的としている。

◎海外教育系大学訪問調査と報告書作成
・National Institute of Education, Ngee Ann Secondary School, St Hilda's primary school（シンガポール/平成26年1月5日～9日）
・University of Chicago Urban Education Institute, University of Chicago Center for Teaching and Learning（アメリカ/平成26年2月16日～21日）
・梨花女子大学校, ソウル教育大学校および附属学校（韓国/平成26年9月18日～19日）
・University of London Institute of Education, University of Oxford Department of Education, Henry Fawcett Primary School, Chestnut Grove Academy（イギリス/平成26年11月18日～24日）
◎国内教育系博士課程資料収集と分析
・教育大学博士課程の資料収集（愛知教育大学、兵庫教育大学、東京学芸大学
・教員養成大学ミッション比較資
・教員養成大学連合学校教育学研究科等資料
・教育大学博士課程収集資料の整理と分析
・実践的博士課程の資料収集（広島大学、東北大学）

◎録画内容の計画
・学校種および教科をできる限り網羅した録画を計画
・校種、学年、教科等により分類
◎録画協力体制の整備
・附属学校への協力依頼
・録画実施学生チームの編成
・録画講習会の実施
◎大学の授業での活用検討、録画方法の改善