「令和5年度奨学金目録授与式」を挙行

2023.12.12

「令和5年度奨学金目録授与式」を挙行

 大阪教育大学修学支援奨学金(1)及び大阪教育大学教育振興会奨学金(2)の目録授与式を、11月29日(水)に柏原キャンパスで挙行しました。今年度は、修学支援奨学金奨学生に32名(内、私費外国人留学生20名)、教育振興会奨学金奨学生に25名が選ばれました。

 初めに修学支援奨学金目録授与式では、岡本幾子学長に代わり、片桐昌直理事・副学長が奨学金目録を授与し、「大阪教育大学修学支援奨学金がここまで継続できたのはひとえに企業、団体、同窓会、本学教職員・卒業生・修了生等を始めとする多くの方々からの、経済的な理由で修学をあきらめてもらいたくないという心からの寄附があったからであります。今、手にしている奨学金はいろいろな方の気持ちがこもっているものです。その思いを胸に、これからも勉学に励んでください」と、奨学生に向けた岡本学長のメッセージを代読しました。修学支援奨学金奨学生は、奨学金授与に対する感謝の気持ちを述べるとともに、「海外からの留学生と交流するなかで、日本と海外の教育の違いなどに関心を持つようになりました。いただいた奨学金は、英語学習、そして教育についての詳しい知識やその他多くの知識を身につけるために活用していきます」「いただいた奨学金は、私の夢である共生社会づくりに欠かせない知識と能力を身につけるために活用させていただきます」と決意を述べました。

 続いて教育振興会奨学金目録授与式では、高橋睦実教育振興会会長に代わり、片桐理事・副学長が奨学金目録を授与し、「今までの努力を教育振興会が認めてくれたという自信を胸に、大学で学ぶ目的の達成のため、さらに勉学に励み、残り少ない学生生活を充実させ、卒業・修了後、それぞれの個性を発揮し、目標とする世界で活躍することを期待しています」と、奨学生に向けた高橋会長のメッセージを代読しました。

 教育振興会奨学生は、「現在、卒業に向けての作品制作と教員免許取得のために勉学に励むなかで、友人と話したりスケッチしたりするときにキャンパス内にあるベンチをよく利用していました。そのベンチなどが教育振興会の皆様に設置していただいたものであると知り、私たちの身近な日々の一つひとつが皆様のご支援により支えられているのだと感じました。皆様の期待に応えられるよう、残りの大学生活や卒業後も将来のためにさまざまなことに積極的に挑戦し経験を積んでいきたいと思います。そして、教育振興会の皆様のように私たち自身もだれかの支えになれるよう日々精進して参ります」と、これまでの学生生活に対する教育振興会の支援への感謝と自身の今後の抱負を述べました。

*1 大阪教育大学修学支援奨学金…経済的理由により修学に困難のある学生を支援することを目的とし、趣旨に賛同する個人・団体から募った寄附を原資として創設したもの
*2 大阪教育大学教育振興会奨学金…経済的理由により修学が困難な学生の中から、人物・学業成績に優れた者を支援するために創設したもの


授与式の記念撮影

(学生支援課)