株式会社読売新聞大阪本社と包括連携協定を締結

2023.12.08

株式会社読売新聞大阪本社と包括連携協定を締結

 本学と株式会社読売新聞大阪本社との包括連携協定締結式を11月29日(水)に柏原キャンパスで行いました。締結式では、岡本幾子学長と同社の柴田岳代表取締役社長が協定書を交わすとともに、双方の参加者を交えて懇談しました。

 この協定は、両者が相互に協力し、情報リテラシーなどの新聞社の専門的知識、技術および経験を活用して学校・教育現場に貢献する取組を推進し、各種教育課題の解決に資するとともに、情報化社会やSDGsに対応した学校・教育現場の実現に寄与することをめざして締結したものです。

 締結式で柴田代表取締役社長は、「多くの教員を輩出している大阪教育大学と、活字文化や新聞の教育現場での活用、情報教育をともに考えていく機会を得られたことを嬉しく思っています。教育現場で活字文化に取り組むこと、氾濫する情報の中で主体的に情報処理を行う能力を培うことの重要性を教員に認識いただき、子どもたちに伝えられる術をともに見出していきたい」と述べました。それに対し岡本学長は、「コロナ禍を経て変わりつつある学びの形態に対応し、自分で考えて行動できる子どもを育てる教師を養成することが本学の課題です。本学は教員養成フラッグシップ大学の指定を契機に産官学連携を一層強化しているところであり、大学単独にはない知見を教育に取り込んでいくチャンスをいただいたと考えています」と話しました。

 


懇談の様子

記念撮影
記念撮影

(学術連携課)