不審者の侵入を想定した防犯訓練を実施

2023.12.11

不審者の侵入を想定した防犯訓練を実施

 学内に不審者が侵入したことを想定した防犯訓練を、柏原警察署の協力のもと、11月28日(火)に柏原キャンパス附属図書館で実施し、本学の教職員約30名が参加しました。

 初めに、同署生活安全課の警察署員が不審者役となり、図書館の職員を中心とした参加者が、不審者が侵入した際の応援要請や学生等来館者の誘導、さすまたを使って不審者を取り押さえる不審者対応訓練を行いました。

 続いて、警察署員による実演を交えたさすまたの使い方の説明の後、参加者は助言をもらいながら実技指導を受けました。

 訓練後、警察署員は「不審者を発見したときに何より重要なのは、いち早く警察へ通報することです。また、周囲への注意喚起や警察が到着するまでの時間稼ぎも重要で、さすまたが近くにない場合は椅子など身近にあるものを使って応対するなど、実際の不審者対応には臨機応変さが求められます」「いざというときに学生や自分を守るために、キャンパス内に配備されているさすまたの場所を職員一人ひとりが把握しておくなど、日頃から防犯意識をもっていただきたいです」などと講評しました。

 最後に、岡本幾子学長は「様々な事件が日々ニュースなどで放送されており、いつ起こるかわからないこれらの犯罪に立ち向かうべく、本学でも毎年職員一人ひとりが、真剣に訓練にあたっています。しかし、応援までに時間がかかったり犯人が武器を隠し持っていたりと、想定外の状況には訓練でも上手く対処できないことが多く、どれだけ訓練してもしすぎることはないように思います。今後も警察署にご協力いただきながら、訓練を続けていく所存です」と総括しました。

 

不審者対応訓練の様子
不審者対応訓練の様子

警察署員による講評の様子
警察署員による講評の様子

総括する岡本学長
総括する岡本学長

(総務課)