作文コンクール2023 “Leading to the Future”
作文コンクール“Leading to the Future”は、府立高校教職コンソーシアム加盟校の高校生を対象とし、『未来に向かって -教育・夢・希望-』をテーマに、「教育にかかわる現在と未来の自分、高校生・支援学校生としての日常生活での感動」や「これからの時代を見すえて、「こんな学校があったらいい」など、理想の学校園」などを作文として発表するものです。
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実施概要(2023年度)
主催 |
大阪教育大学、府立高校教職コンソーシアム |
目的 |
(1) 作文を書くことを通して、生徒が現在と未来の自分について思いを巡らせ、教職への夢や覚悟をより確かなものとする。
(2) すべての大阪府下の国府立高校・支援学校高等部を対象として、次代を築く多くの高校生・支援学校生の思いや考えを共有し発信する。 |
対象 |
府立高校教職コンソーシアム加盟校、府立高校・特別支援学校高等部及び大阪教育大学附属高校・附属特別支援学校高等部の生徒で教職に興味や関心のある高校1・2年生 |
募集テーマ |
「未来に向かって -教育・夢・感動-」
具体的には、下記の内容について記述する。
「先生との関りで感動したこと、学んだこと、そして理想の学校園とは?」
*個別タイトルは自由
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応募方法 |
400字詰め原稿用紙3枚(1,200字)以内で各高等学校の担当教員に提出。
* 本文の前(原稿用紙枠内)にタイトル、学校名、学年、名前(ふりがな)を,全ページの裏面に学校名と氏名を明記した上で,クリップ止めすること。
* 1人1点。自分で書いたもので、未発表のものに限る。
* 応募作品は返却しない。
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応募締切 |
令和5年9月15日(金) *各学校への提出期限
提出は各学校の担当の先生に提出してください。本学への直接申込は不可。 |
表彰・発表 |
原則として大阪教育大学柏原キャンパスで、最優秀賞・優秀賞を表彰する。佳作については各校が独自に表彰・発表を行う。 |
賞品 |
最優秀賞:1作品(賞状とトロフィー・副賞)
優秀賞:数作品(賞状とトロフィー・副賞)
佳作:数作品(賞状と副賞)
応募者全員:参加賞
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注意事項 |
応募作品に関する一切の権利は、大阪教育大学に帰属するものとし、受賞者については、氏名・学校名・受賞写真・作品をウェブページ及び印刷物等で使用します。応募作品に記載の個人情報は、本コンクールの運営に必要な範囲内で利用し、応募者の同意なく、他の目的に利用することはありません。 |
受賞者と受賞作品
49件の応募がありました。厳正な審査の上、最優秀賞2作品、優秀賞1作品、佳作2作品を選定しました。
作文講評(大阪教育大学学長補佐 大継章嘉)
作文コンクール“Leading to the Future”2023は「未来に向かって―教育・夢・感動―」をテーマに、広く大阪府立の高校・高等部の生徒を対象として開催し、49作品の応募がありました。
本コンクールは、作文を書くことを通して、生徒が現在と未来の自分について思いを巡らせ、教職への夢や覚悟をより確かなものにすることなどを目的に実施しているものです。今年度も校内選考を経た作品を大阪教育大学の教員が第1次審査を行い、上位5位を選出しました。その後、府立高校教職コンソーシアム加盟校の代表校長、大阪府教育庁、大阪教育大学で構成する審査会の最終審査を経て、最優秀賞2作品、優秀賞1作品、佳作2作品を選出しました。
多くの応募作品におきまして、自らが小学校や中学校などで出会った教員との関わりを通して、教職の魅力や自らの気持ちの変化を感じ、その後の生き方の中に教職への展望を開いていったことが綴られていました。作品を書いた高校生の皆さんはもとより、審査にあたりました関係者の方々におかれましても、教育の営みの素晴らしさやその重要性を改めて認識することになったと思います。
大阪教育大学は、「令和の日本型学校教育」を担う教員の育成を先導し、教員養成の在り方自体を変革していくためのけん引役として、令和4年に文部科学大臣に「教員養成フラッグシップ大学」として指定されました。これからも、本学は我が国の次代の教育を担う教員の養成に、先導的な役割を果たしていきます。この「作文コンクール」をはじめ、様々な取組を通じて、引き続き教職をめざす高校生の夢の実現に向けて、支援を充実していきたいと思っています。
作文コンクール2022