教育協働学科 スポーツ科学専攻
スポーツ指導力をもつアスリート
スポーツ科学専攻では、本学科の特色である教育マインドを基盤にし、様々なスタイルの指導力を高めるための理論的・実践的課題に取り組むことで、優れたスポーツ実践力に基づいた指導者の養成を目指す。現代のスポーツ指導者は、学校教育を中心とした多様なスポーツ場面及び公共スポーツ、スポーツ関連産業など、生涯学習社会をめざすさまざまな社会的背景や年代の人々のスポーツのニーズに応えることが求められている。そのため、求められる指導の基盤となる力を、教育マインドとし、中でもスポーツ指導者にとって最も重要である子供たちの育成・指導という課題を中心として、現代教育の理解、そして汎用基礎力及び協働力を学び、同時に優れた運動技能や幅広い運動経験に基づく理論的な基盤と指導力(コーチング)を持った人材育成を目的とする。
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求める学生像
- スポーツ教育について強い関心と意欲を持つ人
- 子どもの育成に取り組むスポーツ指導者をめざす人
- 学校や地域スポーツの指導者をめざす人
学びのポイント 1
スポーツに関して実践的・多角的に学ぶ
専攻専門科目の中の指導力を高めるための授業や実技力を高めるための授業でスポーツに関する知識や実技力を養います。
学びのポイント 2
実技力に基づく指導力を身につける
スポーツ講座では得意分野を伸ばしたり苦手分野を克服したりと、保健体育講座と協力体制をとりながら様々な分野の専門家が相談に乗り、実技力を伸ばし、さらにその実技力の基盤に立った指導力を伸ばしていきます。
募集人員
50人
取得できる免許・資格
○:中学校一種(保健体育)、高等学校教諭一種(保健体育)
資格:学校図書館司書教諭、社会教育主事、図書館司書
○:卒業要件以外の単位を併せて履修することによって取得できる教員免許状
(ただし、授業時間割上の制約によって希望する免許状が取得できるとは限りません)
4年間の学び
1回生
スポーツの基礎を学ぶ
スポーツ指導者及びチーム学校の一員となる資質を育てる第一歩として、スポーツに関わる基礎的事項を講義や実技を通して広く深く学んでいきます。
主な授業
- ダイバーシティと人権
- ICT基礎 a・b
- 教育基礎セミナー
- 教育協働概論 I・II
- スポーツ教育原理
- 生涯スポーツ論
- 教育総論
2回生
スポーツの学びを広げる
1回生で学んだことを基に、スポーツに関わる学びを広げ、スポーツ指導者としての第1歩の学びも始まります。
主な授業
- メディア・リテラシー演習
- アクティブ・ラーニング入門
- 教育協働デザイン演習
- スポーツコーチング論
- 課外活動指導法(スポーツ)
- 学校安全
3回生
スポーツの学びを深める
スポーツ指導者及びチーム学校の一員になるため様々な指導現場に対応する力をつけていくためより実践的に実習・演習等を通して深めていきます。また、スポーツ科学をより深めていくために研究室に所属し、専門的な知識を習得していきます。
主な授業
- 教育コラボレーション演習
- 外国語実践演習
- スポーツ教育プロジェクト演習A
- 学校と地域スポーツ
- デジタルスポーツ教材開発A・B
4回生
スポーツ指導者及びチーム学校の一員となるための自信を深める
実際にスポーツ場面に実践者、指導者として立つための自覚と自信を育み、自ら考え、求め、学んでいく姿勢など習得したことを4年間のまとめとして実践場面に活かしていきます。
主な授業
- スポーツ教育プロジェクト演習B
- スポーツマッサージ
- 卒業研究
卒業後イメージ
スポーツトレーナー、ジュニアスポーツ指導員、アスリート、スポーツ用品メ ーカー、スポーツ 振興系公務員・団体職員、競技団体職員、教育サービス企業、中学校教諭、高等学校教諭など
教員からのメッセージ
学部改組により定員が大幅に増え、様々な種目、多様な考え方の学生が在籍することになります。スポーツ科学専攻での4年間は、自分の専門種目や専門分野に止まらず、多くの同級生や先輩後輩との出会いとふれあいにより、あなたの想像を超える成長につながっていくことになるでしょう。