研究インテグリティ
研究インテグリティとは、
研究活動の健全性・公正性を意味します。
科学技術・イノベーション創出の振興のためには、オープンサイエンスを大原則としつつ、
一方で、近年、研究者に対する外国政府や外国機関からの不当な影響により、我が国の企業や大学等の研究者の意図しない利益相反や技術流出等への懸念が顕在化しています。
このような新たなリスクにより、開放性、透明性といった研究環境の基盤となる価値が損なわれることのないよう研究者及び大学・研究機関等が自律的に研究インテグリティを確保することが求められています。
そのためには、公的研究費の適正管理、研究活動上の不正行為、利益相反、安全保障貿易管理等、従来対応を進めてきたものをより適切かつ確実に実施していくことが重要となります。
本学では、構成員が従うべき行動規範や基本方針並びに関係規程等を定め、研究インテグリティの確保に向けたマネジメント体制や仕組みを整備しています。
研究インテグリティの確保に係る対応方針 (概要)令和4年9月 内閣府科学技術・イノベーション推進事務局
研究インテグリティ – 文部科学省(※文部科学省ウェブサイトへリンク)
研究インテグリティ確保に向けた体制
研究の国際化やオープン化に伴う新たなリスクに対する研究インテグリティの確保をはじめ、今後も新たに対応が必要となる様々な状況に対し、研究推進室と各委員会等は関係規程や各種整備について必要に応じて見直しを行い、リスクが顕在化する前に対処する仕組みの整備や重大事案への対応等を含め情報共有・相互連携を行います。
- 本学で研究を行っている構成員(研究者)は、自らの研究活動の透明性を確保し、説明責任を果たすため、研究倫理・利益相反・安全保障輸出管理をはじめとする下記に示す各概念に定められた規程、基本方針、ポリシー等で示す構成員が従うべき行動規範に基づき、本学及び関係機関等に対して必要な情報(情報の更新を含む)の報告・開示等を行うこと。
- 本学は所属機関として、研究者倫理、公的研究費に係るガイドライン、研究インテグリティ確保のための取組等について、各種規程、基本方針、ポリシー等で示す構成員が従うべき行動規範を定め、必要に応じて適宜見直しを行うとともに、各種取組を実践するとともに、上記体制により報告された情報等の内容を確認してリスクマネジメントを行う。
研究倫理
利益相反
安全保障輸出管理
その他