心理科学コース
心理科学コースでは、人間の生涯にわたる心理や社会の課題を解決するために必要な理論と実践や、人間の発達とコミュニティのあり方に関する知識を修得し、学校・家庭・地域・企業等と連携・協働して、人々が安心して生活できる社会のあり方を探究することにより、多様な教育課題の解決を支援できる人材を養成します。
求める学生像
- 心理科学や生涯教育学、社会福祉学に関する専門的な知識とスキルを身につけ、学校や地域との連携・協働のもと、多様な教育課題の改善や解決に貢献したいと思う人
- 公認心理士、社会教育主事・社会教育士、図書館司書、社会福祉主事、児童心理司、児童福祉司などの資格等を取得することに関心のある人
学びのポイント
- 心理学の知識を体系的に身につける
- 生涯学習、社会教育、社会福祉についての専門的知識を身につける
- 教育を手がかりに、広く「支援」にかかわるための知識とスキルを身につける
募集人員
40人
取得できる資格
◎:社会教育士(養成課程)、社会教育主事任用資格
◎:図書館司書
◎:公認心理師(受験資格)※
◎:卒業要件を満たし、さらに必要な単位を修得することによって取得できる資格等
※:受験資格を取得するためには、卒業後に実務経験又は大学院への進学が必要です。
※:実習・演習科目については、実習施設等の都合により受講制限を行う可能性があります。
◎:教員免許は取得できません
4年間の学び
1回生
大学での学びの基礎となるスキルを修得するとともに、「生涯学習概論」「心理学概論」「社会福祉学概論」で各領域の基礎を体系的に身につけます。
2回生
多くの専門科目が開講されます。現在の関心や将来の進路を見据えて必要な科目を選択して履修します。現在学校で行われている協働の実際を理解するための科目もあります。
3回生
引き続き多彩な専門科目を履修します。また「創造探究演習Ⅲ」では、これまでに身につけた知識をもとにプロジェクトテーマをみずから考え、研究と実践を行うことを通して卒業研究の準備を行います。
4回生
4回生では大学での学びの集大成として卒業研究に取り組みます。みずから設定したテーマに沿って研究計画を作成し、資料やデータの収集と分析、考察や展望などを担当教員の指導のもとで行い、卒業研究を完成させます。