日本語教育コース

日本語教育コース

 日本語教育コースでは、日本語および日本文化に関する専門的知識を修得し、学校・家庭・地域・企業等と連携・協働して、異文化間のコミュニケーションと相互理解を率先して推進することにより、多様な教育課題の解決方法を創造できる人材を養成します。

求める学生像

  • 日本語・日本文化に関する専門性を有しつつ教育理解をもって多様な専門家や市民と協働し、生涯教育社会における学校と地域社会と共に探究心を持って、多様な教育課題の解決を自ら図ることができる人
  • 日本語・日本文化に関する高度な知識や高い技能を修得し、それらとICTやデータサイエンスを活用して学校、家庭、地域、社会において教育理解を持って連携・協働することに意欲のある人
  • 確かな学力と旺盛な知的好奇心、人間への深い理解を持って、教育協働に資する分野で活躍したいと考えている人

学びのポイント

  • 日本語・日本文化に関する専門性に基づいた視点から教育を考える
  • 異文化間でのコミュニケーションの方法を学ぶ
  • 日常的に日本人学生と留学生が共に学び合う

募集人員

55人

取得できる免許・資格

◎:中学校教諭一種(国語)
◎:高等学校教諭一種(国語)
□:社会教育士(養成課程)、社会教育主事任用資格
□:図書館司書
□:学校図書館司書教諭
※:登録日本語教員

◎:卒業要件を満たし、さらに必要な単位を修得することによって取得できる教員免許状
□:卒業要件を満たし、さらに必要な単位を修得することによって取得できる資格等
※:所定の単位を修得し、日本語教員試験(応用試験)に合格することにより取得が可能。ただし、登録日本語教員養成機関及び登録実践研修機関として文部科学省に申請予定であり、審査の結果、予定している開設時期等が変更となる可能性があります。

4年間の学び

1回生

 「教育基礎セミナー」や「創造探究演習Ⅰ」などにより、これからの学びの基本となるアカデミック・スキルを身につけるとともに、言語文化教育についての基礎的知識や考え方を学びます。さらには多文化共生社会における言語文化教育の意義について探究します。加えて、グローバルな視点から幅広く教育について考えます。

2回生

 日本語や日本語教育、及び国語教育さらには多文化理解に関する専門科目や専攻共通科目に加え、「創造探究演習Ⅱ」などを通して、言語文化教育分野を専門的に学ぶために必要とされる知識や研究手法を身につけます。

3回生

 日本語や日本語教育、及び国語教育、多文化理解に関する専門科目を通して、2回生までに得た学識をさらに深めるとともに、「創造探究演習Ⅲ」によって具体的な研究テーマを構想しながら、そのために必要な知識や研究手法を修得します。加えて、様々な教育的課題や社会的課題に応用可能や汎用的実践力を身につけます。

4回生

 「創造探究演習Ⅳ」により、質の高い卒業研究を可能とする論理的思考力や表現力などを修得し、3回生までに積み上げてきた各自の学知と関心をさらに深め、その成果を卒業論文の作成につなげます。「日本語教育プロジェクト演習」では、日本語教育に関わる教育実習に取り組みます。

【参考リンク】