環境安全科学コース
環境安全科学コースでは、自然科学や生活科学、安全科学など多様な専門的知識・技能を融合し、学校や教育関連企業、行政、自治体などと連携・協働して、身の回りの環境から地球環境に至る幅広い課題を探究することにより、多様な教育課題の解決方法を創造できる人材を養成します。
求める学生像
- 自然科学や生活科学、安全科学などに関する専門性を有しつつ教育理解をもって多様な専門家や市民と協働し、生涯教育社会における学校と地域社会と共に探究心を持って、多様な教育課題の解決を自ら図ることができる人
- 自然科学や生活科学、安全科学などに関する高度な知識や高い技能を修得し、それらとICTやデータサイエンスを活用して学校、家庭、地域、社会において教育理解を持って連携・協働することに意欲のある人
- 確かな学力と旺盛な知的好奇心、人間への深い理解を持って、教育協働に資する分野で活躍したいと考えている人
学びのポイント
- 自然科学、生活科学、安全科学の専門的な知識を身につける
- 自然科学、生活科学、安全科学の応用実践力を身につける
- 自然科学、生活科学、安全科学の教育マインドを身につける
募集人員
75人
取得できる免許・資格
◎:中学校教諭一種(理科)
◎:高等学校教諭一種(理科)
□:社会教育士(養成課程)、社会教育主事任用資格
□:図書館司書
□:学校図書館司書教諭
◎:卒業要件を満たし、さらに必要な単位を修得することにより取得できる教員免許状
□:卒業要件を満たし、さらに必要な単位を修得することにより取得できる資格等
4年間の学び
1回生
「生命科学実験」、「自然災害教育論」、「住環境学」などの講義と実践により、自然科学や生活科学、安全科学の基礎・基本を修得していき、環境安全科学の土台となる基礎学力を身につけていきます。
2回生
自然科学や生活科学、安全科学各分野の基礎を固めつつ、「分子生物学」、「熱力学」、「学校安全」、「安全行動学」など各領域の専門を修得し始めます。また、「アントレプレナーシップ概論」など、自然科学や生活科学、安全科学の知識を教育分野へどのように融合させるかについて学び始めます。
3回生
「集団生物学」や「野外環境実習」、「環境安全情報学」、「住環境デザイン演習」などにより各専門領域の知識をより深く修得するとともに、「教育コラボレーション演習」で、その活用力を養います。さらに、学生自ら諸課題を発見し、その対応力を身につけていきます。
4回生
少人数での研究室分属による「卒業研究」や「環境安全科学教育実践演習」で研究手法や実践力をしっかりと養いつつ、研究の視点や研究方法の探究力を高めていきます。