芸術表現コース＜音楽＞
芸術表現コースでは、音楽及び美術の普遍的価値と人間社会における有用性ならびに人間の心理的発達における芸術の重要性と有用性を理解し、学校・家庭・地域・企業等と連携・協働して、芸術の実践と交流によって社会における様々な人々をつなぐ方策を探究することにより、多様な教育課題の解決を支援できる人材を養成します。
求める学生像
- 芸術に興味・関心を持ち、教育及び芸術文化の発展に幅広く貢献したい人
- 専門領域の高度な表現能力を習得し、地域社会や学校教育現場で指導力を発揮したいと志す人
- コミュニケーション能力を発揮し、他の人々と協働し、教育及び芸術文化の多様な課題を解決したいと志す人
- 教育や社会における芸術表現の在り方について、実践的かつ持続的な活動を通して探究できる人
- 複雑化した現代社会において、人間らしく生きるための糧となる芸術の本質を追求・理解したい人
学びのポイント
- 高めよう 教える力 人間力
- 養おう 音楽の力 みっちりと
- つなげよう 学校・地域 音楽の輪
募集人員
40人
※芸術表現コース＜美術＞と合計しての募集人員
取得できる免許・資格
◎：中学校教諭一種（音楽）
◎：高等学校教諭一種（音楽）
□：社会教育士（養成課程）、社会教育主事任用資格
□：図書館司書
□：学校図書館司書教諭
◎：卒業要件を満たし、さらに必要な単位を修得することによって取得できる教員免許状
□：卒業要件を満たし、さらに必要な単位を修得することによって取得できる資格等
4年間の学び
1回生
「音楽専門実技」を中心に「ピアノ」「歌唱表現の基礎」といった基礎的な実技科目や「作曲理論」「音楽学」「芸術表現文化論」等の理論科目を通して音楽の基礎能力を身に付けます。
2回生
芸術表現能力をさらに高めるとともに「社会芸術教育協働活動基礎演習」や「課外活動法（音楽）」等で、芸術がどのように学校や社会での教育協働活動に関われるかを学び、実践していきます。
3回生
専門能力を学校や社会で発揮するために、「創造探究演習Ⅲ」で様々な企画や運営を自ら考えてアプローチします。「ピアノ指導法協働演習」でも問題解決型授業により指導力と人間力を高めていきます。
4回生
今日的課題の解決に関わる教育プロジェクト演習を通して教材の開発や多様性理解について学び、学校や社会との協働力を高めます。また4年間で修得した高度な専門能力を公開演奏会で披露します。