教育協働学科 健康安全科学専攻
科学的な手法により社会の安全を支える
子どもたちを健康で安全に育む教育環境は、様々な教育活動の基盤となる要素であり、今日の複雑な社会の中で、安全・安心、健康な教育環境づくりへの要望が高まっています。一方、健康と安全に関わる諸課題は社会の発展に伴い、ますます複雑化・多様化していることから、健康で安全な教育環境を幅広い視野で構築できる創意工夫に富んだ人材の育成が必要です。
本専攻では、学校の安全、心身の健康と安全、食の安全と衛生、地域の安全等、教育環境を巡る安全・安心、健康の諸課題を科学的に捉える力と諸課題に対応できる応用力を持ち、学校、地域住民組織、企業、自治体、NPOなどの多様な場において、健康で安全な教育環境の構築に貢献できる人材の養成をめざします。
求める学生像
- 健康で安全な教育環境の諸課題に対し、強い関心と問題意識を持つ人
- 学校の安全、心身の健康と安全、食の安全と衛生、地域の安全等について、専門分野を横断して幅広い視野で学ぶ姿勢を持っている人
- 学校の安全、心身の健康と安全、食の安全と衛生、地域の安全等、教育環境を巡る安全・安心、健康の諸課題を科学的に捉える力と専門的知識を身につけたい人
- 学校および地域の多様な組織と協働し、健康で安全な教育環境の推進に貢献したい人
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学びのポイント 1
大阪教育大学ならではの安全教育をしっかりと学ぶことができる
本学の使命として学校や地域における安全に関して深い知識を習得し、社会から求められる様々な応用力と実践力を養います。
学びのポイント 2
安全と健康の幅広い分野の学びから、最も適性のある進路を選べます
教養を深めながら学習し、自分の専門分野の適性を評価し、明確なビジョンを持って、卒業後の進路を選択できます。
学びのポイント 3
安全と健康の実践力を身につけるためのきめ細かい指導
各ゼミでの演習や実習を通した少人数能動教育によるきめ細かい指導により、安全と健康に関する幅広い視野とともに、深い専門性を身につけることができます。
募集人員
35人
学習領域
取得できる免許・資格
○:中学校一種(家庭)、高等学校教諭一種(家庭),養護教諭一種
資格:学校図書館司書教諭、社会教育主事、図書館司書
○:卒業要件以外の単位を併せて履修することによって取得できる教員免許状
(ただし、授業時間割上の制約によって希望する免許状が取得できるとは限りません)
4年間の学び
1回生
安全と健康の科学の基礎を学ぶ
健康と安全に関わる幅広い課題に取り組み、基礎的な学力を身につけます。
主な授業
- ダイバーシティと人権
- ICT基礎 a・b
- 教育基礎セミナー
- 教育協働概論 I・II
- 安全教育基礎論
- 安全デザイン論
- 教育総論
2回生
安全と健康の科学の学びを展開する
学校の安全、心身の安全,食の安全、健康の諸課題を科学的に捉える力とそれらに対応できる応用力を身につけます。
主な授業
- メディア・リテラシー演習
- アクティブ・ラーニング入門
- 教育協働デザイン演習
- 安全管理基礎論
- 組織活動基礎論
- 救急処置法
- 学校安全
3回生
安全と健康を総合的に理解し、実践する能力を身につける
学校の安全、心身の安全,食の安全、健康の諸課題を科学的に捉える力とそれらに対応できる応用力を身につけます。
主な授業
- 教育コラボレーション演習
- 外国語実践演習
- 健康安全協働プログラム演習A
4回生
それぞれの進路に向かって、健康で安全な教育環境づくりに貢献できる資質を身につける
演習、卒業研究を通して、健康と安全の課題を深く探究します。
卒業後イメージ
健康・安全系の企業・公務員、学校安全、コーディネーター、食品関連企業、住宅系、企業、医薬系企業、教育サービス企業、中学校教諭、高等学校教諭、養護教諭など