国立大学法人大阪教育大学における男女共同参画推進指針
平成23年2月15日
国立大学法人大阪教育大学
「すべての人は法の下において平等である」と世界人権宣言が示す理念の実現に向けて,我が国でも様々な取組がなされてきました。
国立大学法人大阪教育大学(以下「本学」という。)は,学芸の研究・教授につとめ,高い学識と豊かな教養をもつ人材,特に有為な教育者を育成することをその目的としています。本学は,草創期の1870年代から豊かな人材を社会に多数輩出してきましたが,社会に開かれた大学の責務として,性別にかかわりなく個性と多様性を認め合いその能力を十分に発揮することのできる男女平等社会の実現に向けて,さらなる取組を推進し続ける必要があります。
それゆえ,本学は,ジェンダー平等の視点に基づく男女共同参画を推進するため,ここに,基本理念及び基本方針からなる男女共同参画推進指針を定めます。
基本理念
本学は,男女共同参画社会基本法(平成11年法律第78号)が示す以下の基本理念を積極的に受けとめ,男女共同参画社会の実現を目指します。
(1)男女の個人としての尊厳と人権の尊重
(2)制度又は慣行が男女の社会活動に及ぼす中立的でない影響の是正
(3)あらゆる分野における施策の企画・立案及び決定についての男女の対等な参画
(4)家庭生活における役割の遂行と他の活動との両立
(5)国際的協調の下における男女共同参画社会の形成
基本方針
本学は,上記の基本理念に基づき,以下の基本方針に沿って行動します。
(1)男女共同参画の視点に立ち,個人としての尊厳と人権が尊重される教育・研究・就業及び修学の環境を確立します。
(2)教育・研究・就業及び修学と家庭生活との調和を支援します。
(3)次世代育成支援のための環境を整備します。
(4)男女共同参画の啓発活動とジェンダーの視点を取り入れた教育研究を推進します。
(5)地域社会・国際社会との連携を通して男女共同参画を推進します。
「国立大学法人大阪教育大学における男女共同参画推進指針」を制定しました。(2011.02.15)