再発防止取り組み報告会

 先日、附属池田小学校事件に関する再発防止の取り組みの報告会を実施しました。
 平成13年6月8日、本学附属池田小学校に暴漢が乱入し、8名の児童の尊い命が奪われ、多くの児童と教職員が重傷を負う事件が発生しました。本学と附属学校は、日本の未来を担う人材である児童の命を守りきれなかったこと、多くの児童や教職員を負傷させてしまったことを痛切に反省し、二度とこのような事件を起こさないため様々な再発防止の取り組みを行っており、報告会はその点検のために毎年実施しているものです。改めて、失われた命が戻ることのない重大さと比較して、私たちが行っている努力の不十分な点を痛感しました。
 私は教育大の長として、教育の本質は、上から教えを授けて従わせることではなく、誰かが望み、成長していこうとする過程を支えることにあると考えています。今年も近づいてきた6月8日を思いながら、悔悟の念を新たにしました。

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 4月5日(金)、中之島の大阪国際会議場グランキューブ大阪において今年度の入学式を挙行いたしました。学部学生942名、大学院生169名、特別専攻科生26名の合計1137名の学生が大教大生としての生活を始めることになります。新入生一人一人の皆さんに、改めて心から「おめでとう」という言葉を贈りたいと思います。

  私たちを取り巻く世界は、今、激しい変化にさらされています。数十年前に始まった「情報革命」と呼ばれる情報技術の発展により、知識や情報の伝達スピードが飛躍的に向上したことで、グローバル化が急速に進み、金融や物流の環境も激変しました。しかも、そうした技術革新や社会変革は、今後さらに加速しようとしているように思えます。皆さんも、その影響から逃れることはできないでしょうし、環境の変化の大きさに戸惑うこともあるかもしれません。しかし、新入生の皆さんが持つ、新たな挑戦への意欲という「若さ」こそが、変化をしなやかに受け止め、自己を確立していくための武器になると私は考えています。

 変化の波に洗われながらも、多様な人々とのコミュニケーションを通じて、生涯の核となる「自分らしさ」を見出し、それを未来の社会のために発展させてくださることを期待しています。

入学式の様子

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