地域教員希望枠を活用した特別支援教育プログラム

地域教員希望枠を活用した特別支援教育プログラム

 本学は、令和6年度に、文部科学省における補助事業「地域教員希望枠を活用した教員養成大学・学部の機能強化事業」に採択されました。
 本事業は、教育委員会と大学を結ぶコーディネーター教員が中核となり、教員をめざす「地域教員希望枠」の導入・拡充等の入試改革、離島・へき地、特別支援教育、不登校等の地域課題や特定分野に強み・専門性を有する教師養成等の地域ニーズに対応したコース・カリキュラムの構築を行うとともに、高校生に対する教職セミナー等の高大接続や、教員採用における特別選考等、大学と教育委員会の連携・協働のもと、地域が求める質の高い教師を継続的・安定的に養成し、確保するシステムを構築することを目的とするものです。
 

本学が実施する取組内容

 少子化により学齢期の児童生徒が減少する中、特別支援教育を受ける児童生徒が増加し、通常の学級においても、障がいのある児童生徒が増加しています。大阪府においても特別支援学校等に在籍する児童生徒数は大きく増加しており、特別支援学校の教員の確保(特に中等部・高等部教員)が課題となっています。
 このような状況に対応するため、本学は大阪府教育庁との連携のもと、中学校・高等学校の各教科の免許状に加え、特別支援学校の免許を有する大阪府の特別支援学校教員を養成することを目的として、次のように大学入学前から教員採用までの一貫した取組を実施する予定です。

  • 教員を志望する高校生を対象とした、特別支援教育への理解を深める教育プログラムの開発・実施
  • 学部入試における地域教員希望枠の新設(令和9年度入学者選抜より)
  • 教育プログラムの開発等による教育学部と特別支援教育特別専攻科との接続
  • 教員採用試験における優遇措置の実施、採用後のフォローアップ体制の構築

 


事業概要(画像をクリックするとPDFファイル(290KB)が開きます。)

 


 

関連リンク

文部科学省「地域教員希望枠を活用した教員養成大学・学部の機能強化事業について」(文部科学省WEBサイト)