I先生、早いもので、私が中学校を卒業してから10年以上が経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先生は生徒全員を我が子同然の様に接してくださり、生徒一人一人の悩みや相談に親身になって聞いてくださいました。あの時に先生に相談に乗っていただいてすごく助かりました。
高校受験を目前にした中学3年生の夏、私は定期試験の結果が振るわず、受験も控えており、不安な毎日を送っておりました。そんなときに、当時担任を持っていただいていたI先生に成績について相談したところ、「放課後に有志の先生と生徒が集まって学習塾を開いているからよかったら来ない?分からないことがあったら教えるし、みんなで勉強を教えあいながら楽しく勉強しよう!」と声をかけていただきました。
I先生が主催していた放課後塾では、塾に通うことはできないけど勉強したいという生徒や、どうやって勉強をすればよいか分からないからみんなで勉強できると聞いて来た生徒が集まり、みんなで目標を設定して切磋琢磨していました。私も志望校への合格と定期試験での点数向上を目標に設定し、毎日,放課後塾に通い、勉強に励みました。
中学生活最後の定期試験,その返却日。I先生がすごく嬉しそうな顔で教室に入ってきたのを今でも覚えています。返却の時に「今回のテスト、数学と英語で学年1位だったよ!よく頑張ったね!先生、嬉しくて他のクラスでも自慢しちゃった!」と、まるで自分の事のように喜んでくれました。
その後の進路面談でも「あなたはやればできるから不安にならなくても大丈夫!自信をもって受験に臨みなさい。」と言っていただき、すごく安心できました。
あの時、先生に相談していなかったら、今の自分はなかったと思います。 先生に出会えて本当に感謝しています。 また、いつか、先生に会いに行きたいと思います。その時に改めて感謝の気持ちを伝えます。