USBメモリの紛失について

2016.12.20

USBメモリの紛失について

 本学教員(准教授)が個人情報に関するもの及び入試に関するものの入ったUSBメモリ(1個)を紛失したことが判明しましたので、ご報告いたします。このような事態が発生し、関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げます。

  1. 平成28年12月9日(金)に問題作成主任より当該教員がUSBメモリを紛失した旨の報告がありました。同教員の報告では、平成28年12月5日(月)の帰宅時にUSBメモリを持ち出しました。翌日6日(火)に紛失に気づき、以降、捜索を行いましたが、発見に至らなかったので、翌7日(水)に自宅最寄り駅の交番に届け出を行いました。
  2. 紛失したUSBメモリには、以下の情報が入っていたことが確認されました。USBメモリは同教員が個人用として使用していたもので、データのロック(暗号化)は行われていませんでした。
    ・個人情報に関するもの
     学会シンポジウム参加者(38人)の名簿。うち11人の個人住所が記載。
    ・入試に関するもの
     平成29年度学部入試に向けて検討していた段階の問題の素材(案)
    ・その他
     作成途中の論文、講義などに使用するデータ及びスライドなど
  3. 本件を受けて、本学では次のとおり対応いたしました。
    ・当該個人情報の対象者の方に謝罪しました。
    ・当該学部入試に向けて検討していた段階の問題の素材(案)については、使用しないことを決定いたしました。
    ・学内教職員に対して、今後このような事故のないように注意喚起を行いました。
  4. 本学規程では、重要な情報及び個人情報の学外への持ち出しを原則禁止しています。
  5. 現時点では、本USBメモリ紛失による個人情報の不正使用や第三者への被害などの事実は確認されておりません。

 本学では、今回の事態を重く受け止め、教職員に対する情報セキュリティ教育の徹底を図り、再発防止と個人情報等の適切な取扱いに努めてまいります。

大阪教育大学理事・副学長(情報セキュリティ担当)
岡本 幾子