近畿国立大学附属学校「課題研究合同発表会」をWWL事業として開催

2021.04.05

近畿国立大学附属学校「課題研究合同発表会」をWWL事業として開催

 近畿圏の国立大学附属学校6校の1~2年生33名が,3月20日(土)に開催された「課題研究合同発表会」に参加し,日ごろの課題研究などの成果を発表しました。
 この合同発表会は,文部科学省から受託した「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」のプログラムとして,拠点校の附属高等学校平野校舎が主催校となり,附属高等学校天王寺校舎小講堂で開催したものです。
 本学附属学校統括機構長である広谷博史理事・副学長の挨拶の後,6校の生徒が順に登壇,社会課題の解決策の提案や科学分野の研究,また,文学作品についての探究などの発表が行われ,フロアからも多くの質問が出ました。
 研究発表が終わった後,各校から,特色ある学校行事や研究活動などについてプレゼンテーションがあり,参加した高校生は皆熱心に耳を傾けていました。
最後に,本学附属学校統括副機構長である鈴木真由子学長補佐から,「来年度に開催を予定している高校生国際会議は,近畿圏の附属学校が力を合わせて盛り上げていきましょう」と激励の挨拶がありました。
 参加した高校生は「様々な研究内容があって他校生の考えを知ることができ,とても面白かったです。自分たちの研究について新たな気づきがあり,また,物事の様々な見方を知ることができ、得られたものが多くありました。研究をよりよくしていくために,互いに刺激し合えた良い機会になりました」と感想を述べました。

*
*
*

各校の発表題目

大阪教育大学附属高等学校平野校舎「フードロス! 食べられるのに捨てられてしまう規格外農作物を買う機会をふやそう」
大阪教育大学附属高等学校池田校舎「持続可能な都市は災害に強いのか?伊丹空港農村都市化計画を災害の面から再検討する」
大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎「ユーグレナパラミオンのエステル誘導体を用いた複合マテリアルの開発と評価」
奈良女子大学附属中等教育学校「バーチャルワールド〈生徒・学生の社会参画疑似体験プログラム〉」
京都教育大学附属高等学校「京都発!持続可能な社会を考えよう!」
神戸大学附属中等教育学校「夏目漱石『こころ』を通して読む村上春樹『七番目の男』」


2021年4月5日掲載
(附属高等学校平野校舎)