新型コロナウイルス感染症の流行以来、国際交流活動のほとんどがオンラインによるものに限定されていましたが、世界的にも新型コロナウイルス感染症を抑え込む「ゼロコロナ」から、ともに生きる「ウィズコロナ」へと転換が進む中、令和4年度、本学にも多くの留学生が入学しました。
うち、学位取得を目的とする新入留学生は、学部・大学院あわせて48名。入国制限中に、オンライン教育プラットフォーム「JV-Campus(*)」で本学からの応援メッセージやオンデマンド授業等のコンテンツの提供・支援を受けつつ、自国で1年待機した新2回生、及び海外在住で新規入国となる新入留学生も、3月末~5月にかけて順次入国し、対面授業にも出席しはじめました。
加えて、協定校からの交換留学生や、文部科学省による奨学金を受給する日本語・日本文化研修留学生・教員研修留学生などの、学位取得を目的としない短期留学生は29名。アフリカ、ヨーロッパ、中東、アジアなど世界各地からの留学を受け入れています。主にオンラインで実施している前期の交換留学プログラムに自国から参加する留学生を除いて、多くの留学生が3月~5月にかけて入国し、八尾市にある山本国際学生宿舎、柏原キャンパスにある留学生宿舎で新生活をスタートしました。ミャンマーで現職の高校教員である教員研修留学生のソエ テュラ ミンさんは、今春からの研究活動について「日本の教育についてより深く学びたい。様々な国から来た他の留学生たちと支え合いながら、研究を無事に終わらせたい」と抱負を語りました。
なお、令和4年度の新入生48名を合わせ、大阪教育大学では、20の国・地域から来た計225名の留学生が学んでいます。
グローバル教育部門の李址遠(イ ジウォン)特任准教授の授業を受ける教員研修留学生
総計196名(48名) …内訳は、以下の表のとおり。
総計29名(3名) …内訳は、アルメニア1名、インド1名、ウクライナ1名、エストニア1名、ガーナ1名、韓国2(1)名、キルギス1名、クウェート1名、クロアチア1名、ケニア2名、台湾1(1)名、中国5(1名)、ドイツ1名、パキスタン1名、フィリピン1名、ベトナム5名、ポーランド1(1)名、ミャンマー1名、メキシコ1名。
(グローバルセンター・国際室)