教員をめざす高校生を対象にした教員養成に関する講座「教育プログラム」の第1回講座を、5月18日(水)にオンデマンド配信により開講しました。本講座は、昨年度から実施している学校推薦型選抜(特別枠)(*)入試の出願資格にも該当するもので、全国の高校3年生を対象に参加者を募集し、78人の申込みがありました。 開講式では、坂本俊哉学長補佐が「この教育プログラムでは皆さんの学びたいと思っていることにできるだけ応えられるように、大学が知恵を絞って様々な学びの機会を用意しています。よく学び、よく考え、しっかりと表現することで、あなたらしい進路を選択するきっかけにしてください。そして、同じ夢や希望を持っている仲間との交流を深めてください」とエールを送りました。 続いて教育プログラムを担当する教員の紹介を行ったのち、教育プログラム修了についての注意事項や課題提出期間などの説明を行いました。 その後、川端康之入試アドバイザーが「教員養成大学で学ぶことの意味」をテーマに第1回の講義を行いました。講義では、「学校の先生(教諭)になるには」「教員養成大学と総合大学との違い」「先生の専門性と大学の授業内容」「教員養成大学で学ぶことの意味」「高校時代にしておいてほしいこと」の5つの項目について説明を行い、「今日の話を聞いてどんな思いや考えを持ったのか。そして、その思いや考えをベースにして、教員養成大学でどのような経験をして、どのような先生になりたいのか」を記述する課題を課して終了しました。 今後、教員をめざす高校生の育成を目的に、計6回の講座を展開していく予定です。 *学校推薦型選抜(特別枠)は、将来、大阪府内で小学校教員になることを強く希望する等の出願要件とした、新たな学校推薦型選抜のこと。 開講式で高校生にエールを送る坂本学長補佐 講義を行う川端入試アドバイザー
(入試課)