災害が発生した際に、SNS(交流サイト)上で発信されるさまざまな情報の見極め方を学ぶ「情報防災訓練」を、8月24日(木)に附属池田中学校で実施しました。
2年生の授業では、LINEみらい財団による「スマホ安全教室(情報防災教室)」をオンラインで実施しました。大型台風が接近しているという想定で、生徒たちはグループで話し合いながら、SNSの投稿をイメージしたカードを信頼できる順に並べました。講師は情報の信頼性を見極めるポイントとして、「だれが」「いつ」投稿したのかを確かめ、さらに「複数」の情報をチェックすることが大切だと解説。それぞれの頭文字をとって「だいふく」と覚えてほしいと話しました。生徒たちは、グループワークを通じて他者との意見の違いに気づき、普段の生活における情報の取扱い方についても認識を深めました。
2年生学年主任の田中誠也教諭は、「SNS上の情報は、発信の速さという利点がある一方、信頼できない情報が混じっているのが欠点です。今回の情報防災訓練で、生徒たちは情報を適切に見極める力をつけることができたと思います」と感想を述べました。
授業の様子
グループワークの様子
SNSの投稿をイメージしたカード
(附属池田中学校)