「第45回 全日本中学生水の作文コンクール」(水循環政策本部、国土交通省、都道府県主催)で、附属池田中学校1年生の松井紗楽さんの作品が入賞しました。 同コンクールは、国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解と関心を深めるため、8月1日を「水の日」と定め、「水の日」の趣旨にふさわしい事業の一環として、次代を担う中学生を対象に、水について理解を深め、考える機会とするため実施されたものです。 第45回目となる今回は、国内外から8,771編にのぼる作品の応募がありました。コンクールは、各都道府県での地方審査を経て、優秀な作品が中央審査に進みます。
大阪府が実施した地方審査では、松井さんの作品が「入選」を受賞し、その後の中央審査で、「佳作」を受賞しました。 今回「水について考える」をテーマに、松井さんは「安心安全な水を届けるために」と題し、現在、蛇口をひねれば安全な水道水を飲めることが当たり前ではない国があることや安全な水を簡単に手にいれられるということは、実は安心して暮らすための基本であることといった、普段利用している水に対する思いを綴りました。
受賞に際し、松井さんは「今回、このような賞を頂くことができ大変うれしいです。最近『地球温暖化』という言葉をよく耳にするようになりました。また『異常気象』により雨が降らず、米所として有名な新潟県では米が育たないというニュースや日本各地で今までにない暑さを記録したという報道を見て、改めて水の大切さやありがたみを感じています。今後も地球で暮らす一員として未来に水をつないでいくために環境への負担を減らし、責任のある行動をしていきたいと思います」と述べました。
なお、受賞した作品は、大阪府の作文コンクールのページから読むことができます。
賞状を手に記念撮影(左から、辻本堅二副校長、松井さん)
(附属池田中学校)