中学生、高校生を対象とした歴史と伝統のある日本最高峰の科学コンクールである「第67回日本学生科学賞」において、附属池田中学校3年生の翟潤奇さんの作品が「日本科学未来館賞」を受賞しました。
日本学生科学賞は1957年に創設され、中学生、高校生が身の回りの小さな疑問や不思議の解明、教科書に書かれている学説に対する疑問の解決などについて取り組んだ、実験・研究・調査作品を応募するものです。
第67回となる今回は、全国の中学校・高校から計8万点を超える応募があり、専門家による書類審査とプレゼンテーション審査、地方審査、中央審査を経て、中学校・高校各20作品に絞り込まれました。その中から、翟さんが中学2年生の時から研究していた「ペンローズパターンの規則性」をテーマにした作品が受賞し、12月22日(金)に東京お台場未来科学館で秋篠宮皇嗣殿下ご臨席のもと行われた中央表彰式で発表されました。
翟さんは、「このような歴史あるコンクールで表彰台に立つことができ、とても光栄に思っています。今回の受賞を励みに、さらに研究を深めていきたいと思います」と受賞の喜びを語りました。
第67回日本学生科学賞 研究作品概要
「ペンローズパターンの規則性」
記念撮影(左から翟潤奇さん、指導教員の井場恒介教諭)
表彰盾
(附属池田中学校)