不審者の侵入を想定した防犯訓練を実施

2024.11.13

不審者の侵入を想定した防犯訓練を実施

 学内に不審者が侵入したことを想定した防犯訓練を、柏原警察署の協力のもと、11月6日(水)に柏原キャンパス事務局棟で実施し、本学の教職員約20人が参加しました。

 まず、同署生活安全課の警察署員が不審者役となり、総務課の職員が相手の言い分を聞き取りしている間に、別の職員が避難誘導と警察への通報を行う訓練をしました。職員が不審者役を別室の会議室にまで誘導できたところで、本訓練は終了しました。

 続いて、警察署員による実演を交えた「さすまた」の使い方の説明の後、参加者は助言をもらいながら実技指導を受けました。

 訓練実施後、警察署員から、不審者を見つけた場合、以下の事項を特に注意しておくよう助言がありました。

  • キャンパス内に不審者(勝手に敷地に入った者)を発見した際は、いち早く警察へ通報すること
  • 不審者とは間合いを保って接すること
  • 不審者がポケットに手を入れている場合、何か武器になるものを持っている可能性があるので、不用意に近づかないこと
  • 不審者には後姿を見せないこと
  • 犯罪はいつ起こるか予測できないため、常に防犯意識を高めておくこと
  • さすまたは制圧するためより、距離を保ち、時間をかせぐ道具として活用すること
  • 可能な限り、警察が到着するまで、誰も怪我しないように対応すること
  •  訓練に参加した岡本幾子学長は柏原警察署にお礼を述べた後、「一度でも訓練を受けたことがあるかどうかで、いざというときの動き方に雲泥の差が出ると思います。不特定多数の人が出入りする大学で働く者として、全ての教職員が知っておくべきものなので、今後も防犯訓練を積み重ねていきたいです」と話しました。


    突然現れた不審者の対応を行う職員
    突然現れた不審者の対応を行う職員

    警察官によるさすまたの実践訓練の様子
    警察官によるさすまたの実践訓練の様子


    (総務課)