本学への提言委員会を、12月6日(金)に天王寺キャンパスで実施しました。
本委員会は、本学の役職員以外で、大学に関して広くかつ高い見識を有する委員により組織され、教員養成の質向上を図ることを目的に、学部・大学院のカリキュラム、高大連携と入試制度改革、附属学校園の役割、養成する人材像、現職教員の再教育のあり方などについて提言するものです。前島根県立大学長の清原正義氏が座長を務め、大阪府・大阪市の教育委員会教育監、豊中市教育委員会教育長、さらに府内の中・高の校長会会長ら委員と、岡本幾子学長をはじめとする本学役員らが出席しました。
初めに、岡本学長が挨拶を行った後「多様な人々が交流し、学び合う共創拠点の在り方について」をテーマに、今年4月にオープンした「みらい教育共創館」の機能や将来の産官学連携の展望などについて意見交換が行われました。
教育現場を取り巻く課題を踏まえ、本学が対応できると期待されるさまざまな提言があり、その後、各委員の意見をまとめた清原座長は、「みらい教育共創館の活動をもっと積極的に発信し、実践的な交流の場として活用してください。また、大阪ならではの歴史的背景や地域性を大切にしつつ、現代の子どもたちの多様な社会的背景に対応した教育を推進していただきたいです」と提言しました。
この提言を受け、岡本学長は「みらい教育共創館で行うセミナーの告知方法を改善するとともに、当館を学部生や大学院生だけでなく、留学生や高校生、より多くの企業などとの交流の場とし、新しい視点で教育に取り組む方法を模索していきたいです」と応えました。
提言委員会の様子
意見をまとめる清原先生
提言に応える岡本学長
(総務課)