天王寺キャンパスの学部生が2021年度学生大会を実施

2021.07.07

天王寺キャンパスの学部生が2021年度学生大会を実施

 天王寺キャンパスの学生自治団体「学生局」が,「企画局」「サークル連絡協議会」を含む三局(*)で連携し,同キャンパスに所属する学部生を対象とした学生大会を,6月15日(火)にオンラインで行いました。学生局は,教員採用試験の相談会の運営や,キャンパス内の清掃の企画など,学生が快適に過ごすための環境づくりを目的とする団体です。
 学生大会は,対象となる学生が議題案を出し合い,クラスの代表者を集めた会議で議題を決定,その議題を軸に学生の要望を大学に提出することを目的とし,毎年,学生局構成員の新旧交代と学生同士のディスカッションの二部構成で開催しています。今年度のディスカッションの議題である「オンライン学習の意義について」は,本学の学生がICT機器等を身近に感じることをめざし,「参加した人がプラスになる学生大会」を目標に掲げて事前準備を行いました。
 当日は,学生大会としては初めて,大学教員を招いての開催となりました。情報基盤センターの尾崎拓郎准教授は,ICT技術と生活に密接な関係があることや,ICT技術の発展が生活を豊かに快適にすること,その一方で,教育現場ではICT機器に対して未だに壁があることを話しました。
 尾崎准教授の話を受け,学生から様々な意見が飛び交う中で,「オンライン学習やICT機器にも向き不向きがあるため,学校で行う全てをオンライン学習やICT機器に変えてしまうのではなく,用途に応じての使い分けが必要だ」などの意見も聞かれました。
 学生大会を終え,第18期学生局の代表を務めた北紗希さんは,「普段話したことのない学生との交流や,回生を超えての交流を行う中で,互いに刺激し合うことができる学生大会となったと思います。これを機に,ICT機器等を身近な存在に感じ,新しい学びに繋がれば嬉しい限りです」と語りました。

*三局は,天王寺キャンパスの3つの学生自治団体「学生局」「企画局」「サークル連絡協議会」の総称。企画局は,大学祭などの学生行事の運営,サークル連絡協議会は,施設調整など日常のサークル活動を統括する

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2021年7月7日掲載
(広報室)