大学院連合教職実践研究科の院生がJAOS留学アワード特別賞を受賞

2023.02.03

大学院連合教職実践研究科の院生がJAOS留学アワード特別賞を受賞

 大学院連合教職実践研究科の教育実践力コースの吉川喜久(きっかわ よしひさ)さんが、一般社団法人海外留学協議会(JAOS)が主催する「JAOS留学アワード」の公募型アワード(大学生・大学院生留学部門)において特別賞を受賞しました。
 これは、同法人が11月12日の「留学の日」を記念し、日本における留学の啓蒙に貢献した人を顕彰するために開催したもので、選考委員が留学にかかわりのある様々な分野から受賞者を選考するノミネート型アワードと、「人生に大きな影響を与えた留学」をテーマに一般応募の留学体験者から受賞者を選考する公募型アワードがあります。

 吉川さんはテーマに沿った1分間の自己アピール動画とエッセイにて、留学中の学業や、学校実習ボランティア、課外活動の様子を紹介しました。
 受賞を受け、吉川さんは「留学中にいろんなことを経験させてもらうだけでなく、その学びを発信することにも力を入れていたことが今回の受賞に繋がったと思います。大学院修了後はこの経験を活かして、子どもたちに自分が学びたいことを海外で学ぶ選択肢を紹介できる教員になりたいです」と述べました。
 指導教員の永冨一之教授は「吉川さんは、トビタテ!留学JAPAN日本代表に採用され、2020年にはヨーロッパ圏の大学へ留学予定でした。しかし、新型コロナウィルス感染症により延期となり、大学院の修了直前でやっと実現した留学でした。このチャンスを活かし、様々な事にチャレンジし、有意義な留学経験を積み重ねていること、大変嬉しく思っています。また、留学後はスウェーデンのテクノロジー科について学んだことなどを日本における小学校のプログラミング教育及び中学校の技術教育に活かし活躍してくれることを楽しみにしています」と話しました。

 


表彰状を手に記念撮影(場所:留学中のスウェーデン リンネ大学)


現地の中学生に授業実践を行っている様子


現地の方と水泳選手権に出場した時の様子(右から2番目が吉川さん)

(大学院連合教職実践研究科)