附属特別支援学校の卒業生でアーティストの新木友行さんと新木さんが所属するアトリエインカーブのスタッフ2名を講師に招き、同校中学部の生徒と保護者を対象に特別授業を9月22日(金)に実施しました。
新木さんは、東京2020公式アートポスターアーティストとして東京2020公式ポスターを作成しました。授業では、最初にその作品などについて、クイズを交えながら生徒たちに制作の過程や見どころ等を解説し、常識に捉われず自身の好きな色や形で描く「自由なアート」の大切さを伝えました。 続いて、同じモチーフをもとに新木さんと一緒に絵を描くワークショップを実施しました。ワークショップに携わった同アトリエのスタッフは「生徒一人ひとりが多様な考え方で受け止めて絵を描かれている様子が印象的でした」と述べ、保護者からは「こんなに楽しそうに絵を描いている姿は、今まで見たことがない」などの感想が寄せられました。
同校の岩崎弘副校長は「生徒たちにとって、先輩がアーティストとして活躍していることを知っただけでなく、自分らしく生きることの大切さと素晴らしさを保護者と一緒に学ぶことができた良い機会になりました。今後も連携して、様々な取り組みを行っていきたいです」と抱負を述べました。
新木さんの作品(左:「逆方エビ固め」、右:東京2020公式ポスター「オフェンスNO.7」)
作品の解説をする新木さん
東京2020公式ポスターについてのクイズに回答する生徒
ワークショップの様子
生徒たちと同じモチーフで絵を描く新木さん
(附属特別支援学校)