中国・東北師範大学芸術団による公演会を開催

2024.05.29

中国・東北師範大学芸術団による公演会を開催

 中国・長春市に位置し教員養成を担う東北師範大学から副学長、教職員および学生の計21名が5月15日(水)・16日(木)の2日間にわたり柏原キャンパスに来訪しました。同大学とは、1996年7月16日から学術交流協定・学生交流協定を締結し、約30年にわたる交流を行っています。今回の訪問では、東北師範大学の学生芸術団を迎え、本学の「創基150周年記念事業」冠事業の一環として公演会を開催しました。

 本公演会開催にあたり5月15日(水)に、赤木登代副学長への表敬訪問を行い、本学5名の教員とともにこれまでの交流を振り返り、今後の学術・学生交流をより一層を深めていく意見交換を行いました。その後、本学学生との交流の場として、音楽表現コースの学生による「新入生歓迎コンサート」へ招待しました。

 5月16日(木)公演会当日は、多文化教育系の王林鋒特任准教授の司会のもと岡本幾子学長の開会の挨拶から始まり、東北師範大学の学生がチャルメラや古琴などの民族楽器の演奏、中国伝統舞踊、武術演武等を12演目行いました。会場には120名以上の観衆が集まり、伝統楽器が奏でる音色や歌声に皆が耳を傾け、大胆かつ繊細な演舞に目を見張りました。

 公演後には表現活動系の中務晴之特任教授の講評があり、公演のお礼として教育協働学科芸術表現専攻・音楽表現コースの学生らが木琴やドラムを用いた打楽器アンサンブルを演奏しました。その後、東北師範大学の王延副学長の挨拶とグローバルセンター長の加賀田哲也教授による閉会の辞をもち、本公演会を終えました。

 芸術団との交流に参加した教職員からは、「初めは普通の大学生に見えましたが、衣装を着て舞台に立った途端に顔つきが変わり、プロさながらの演奏や演舞に驚きました。長い練習と熱心な先生方の指導の賜物だと思います」「これを契機にお互いの大学に興味をもつ学生が増え、両大学の交流がさらに進展しいくと嬉しいです」など、学生たちのパフォーマンスを讃える声が多く聞かれました。

 
 

公演の様子

公演の様子
公演の様子

打楽器アンサンブル
打楽器アンサンブル

記念写真
記念写真

(グローバルセンター)