教師をめざす高校生が、夢を大きく膨らませ、志をより確かなものにするためのプログラム「教師にまっすぐ」の第1回開講式を、7月21日(日)に天王寺キャンパスで行いました。これは、大阪府立高校43校で構成する府立高校教職コンソーシアム加盟校または本学附属高等学校の1、2年生を対象に実施するもので、9年目となる取り組みです。受講生約150人は、12月までの全4回にわたり、さまざまなプログラムにチャレンジします。
初めに、開講式では大継章嘉学長補佐が本プログラムの概要について説明を行い、自身の新任教員時代の経験を交え、「皆さんが教師を一生の仕事として選択されること、間違いはないと思います。是非とも応援させてください」とメッセージを送りました。
講義は、最初に元府立高校校長の川端康之入試アドバイザーが「先生になるには」と題し、参加者に質問を投げかけながら、教員養成大学で学ぶことの意味や、大学生が学んでいる授業づくり・生徒指導などの紹介について説明しました。 続いて、本学学校教育教員養成課程中等教育専攻英語教育コースの卒業生で4月から新任教員として附属平野中学校で勤務する坂本裕太郎先生が、自身の高校・大学時代の経験を交えつつ、高校生たちにアドバイスを行うとともに、教師の仕事を紹介し「やりがい」について語りました。
参加した高校生からは「教師になるために何が必要かという教師の本質が学べました」「実際の教師1年目の先生にもお話が聞けて、とても貴重な体験になました」「自分と同じように、教師になりたいと思っている人と実際に会って話すことで、教師になりたいという思いがよりいっそう大きくなりました」などの感想が寄せられました。
次回、高校生たちは、8月24日(土)の課題研究や校長講話に参加する予定です。
スタッフ紹介の様子(左から、高度教職開発部門の瓜生彩子教授と学生スタッフ)
開講の挨拶(大継学長補佐)
講義の様子(川端入試アドバイザー)
講義の様子(坂本先生)
講義をサポートする学生スタッフ
講義の様子
(広報室)