WWL事業「JICA関西訪問プログラム」を実施

2024.09.06

WWL事業「JICA関西訪問プログラム」を実施

 「JICA関西訪問プログラム」を8月20日(火)に実施し、WWL(*1)拠点校の本学附属高等学校平野校舎、加盟校の神戸大学附属中等教育学校と大阪府立八尾高等学校の生徒の計32人が参加しました。

 このプログラムは、文部科学省からの受託事業「WWL事業地域アドバンスト・ラーニング・ネットワーク構築のための委託事業(*2)」の一環として実施したものです。JICA関西(神戸市中央区)は、JICA国際協力機構が日本全国に持つ14か所の国内拠点の一つで、関西圏の窓口となっている機関です。

 当日は、JICA関西職員による事業説明から始まり、続いてカンボジアに派遣された看護師からボランティア体験談が紹介されました。その後、施設内の展示スペースに移動し、SDGsに関する展示品に実際に触れて、さまざまな課題について学びました。最後に異文化交流を目的に、本学の教員研修留学生等を交え、ケニア料理の弁当を食べながら交流会を行いました。

 参加した生徒からは、「国際協力や多文化理解について知ることができました」「展示スペースでは、SDGsに関する展示を実際に触れることができ、とても楽しく学ぶことができました」といった声が寄せられました。

 本学では、高校生を対象としたさまざまなイベントを随時開催しておりますで、興味がある高校生は本学WWL専用ウェブページをご覧ください。

*1 WWL…ワールド・ワイド・ラーニングの略称で、将来、世界で活躍できるイノベーティブなグローバル人材を育成するため、高等学校等と国内外の大学、企業、国際機関等が協働し、テーマを通じた高校生国際会議の開催等、高校生へ高度な学びを提供する仕組みの形成をめざす取り組みです。

*2 WWL事業地域アドバンスト・ラーニング・ネットワーク構築のための委託事業…関西地域のWWL拠点校やイノベーティブなグローバル人材育成を実施する高校との連携促進機能を有した取り組みを通じて、関西地域の各事業拠点間のネットワークを構築し、WWL事業全体の効果的な実施をめざす、文部科学省が推進する事業

 

JICAの事業説明を聞く生徒
JICAの事業説明を聞く生徒

展示ブースを視察する生徒
展示ブースを視察する生徒

JICA関西前での記念撮影
JICA関西前での記念撮影 

 

(附属学校課)