令和6年度学生表彰授与式を挙行

2025.04.28

令和6年度学生表彰授与式を挙行

 令和6年度学長表彰授与式を、3月25日(火)にグランキューブ大阪(大阪府国際会議場)で挙行した令和6年度学位記・修了証書授与式内で行いました。

 学長表彰は、当該年度に本学を卒業又は修了予定の者で、在学期間中における学術・課外活動等において顕著な功績があり、他の学生の範となる学生を表彰するもので、八木紗羅さん(学校教育教員養成課程 中等教育専攻 美術・書道教育コース)、原田菜摘さん(教育協働学科 グローバル教育専攻 英語コミュニケーションコース)、椛島篤樹さん(学校教育教員養成課程 中等教育専攻 英語教育コース)、松尾知弥さん(学校教育教員養成課程 小中教育専攻 社会科教育コース)、大塚悠智さん(教育協働学科 スポーツ科学専攻)、辻井美緒さん(大学院連合教職実践研究科 高度教職開発専攻 教育実践力コース)が表彰されました。

 また、令和6年度学長特別表彰授与式を、3月13日(木)に柏原キャンパスで行いました。

 個人では、大西萌絵さん(教育協働学科 スポーツ科学専攻)が受賞し、団体では準硬式野球部、剣道部、障がい学生修学支援ルームサポート学生スタッフが受賞しました。

令和6年度学生表彰受賞者

学長表彰(6名)

八木 紗羅

【業績】
1)SOFIA PAPER ART BIENNIAL 2024 国際コンペティション、テーマ WITHOUT BORDERSに入選、ブルガリアの国立文化宮殿(NDK)にて作品展示
2)上記入選が評価され、2024年第35回日本文化月間の企画としてソフィアマツダギャラリーにて開催された。JAPANESE IMPRESSIONSにて作品展示
3)ヨーロッパ四大ミニテキスタイルコンペの一つであるフランスアンジェのミニテキスタイル国際コンペに入選、トリエンナーレのファイナリストとしてアンジェのジャン・リュルサ現代タピスリー美術館で作品展示
 伝統的な水引を使用した現代的なテキスタイル表現が海外で高く評価された。受賞には至らなかったものの、プロの作家が集う国際コンペで学生が入選したことは特筆に値する。SOFIA PAPER ART BIENNIAL 2024 は、18カ国、70名あまりの作家が作品を出品した紙の造形コンペとしては最大規模の一つである。 アンジェのトリエンナーレは、これまでの各回、日本からは1~2名ほどの入選しかなく、世界から500名規模の応募の中でファイナリストは50~60名のみであり、学生の業績としては極めて顕著なものである。

原田 菜摘

【業績概要】
 在学中、カンボジアの公立小学校やルワンダの私立小学校で英語教育のボランティア活動に従事。特にルワンダでは、広島出身のバックグラウンドを生かし、平和教育も実施し、活動内容が複数のメディアに取り上げられた。
 学内では、学業と課外活動で培った英語力とコミュニケーション力を活用し、国際協働学習の学生サポーターを務めた他、海外での経験を教育実習先や広島市の中学生に向けた講話活動に生かし、次世代への教育的貢献にも取り組んだ。
 また、2024年11月には「世界の子ども絵画展-My Dream and Peace」を主催し、途上国の子どもたちの夢や平和への想いを広く発信した。この活動を通じ、異文化理解の促進と国際社会への貢献に寄与した。

椛島 篤樹

【業績概要】
 中等教育における英語教員をめざす学生として、大学入学と同時に英語学習を本格的に開始し、留学や海外渡航の経験がない中で、2022年に独学で実用英語技能検定1級および英単語検定1級に合格した。2023年2月にはカナダのヴィクトリア大学での海外研修に参加し、初めての海外渡航を果たすとともに、TEFL(Teaching English as a Foreign Language)を取得した。その後、2023年8月から2024年5月にかけてアメリカのノースカロライナ大学ウィルミントン校(UNCW)に交換留学し、GPA3.95の成績でDean’s Listに掲載されるなど、優秀な成果を収めた。
 本学では、Global Learning Community(GLC)の学生サポーターとして活動し、リーダー経験を積みながら他の学生の英語学習や留学準備を支援した。また、学部生としてスチューデントアシスタントを務め、「中等英語科教育法Ⅰ」において英語教員をめざす後輩の指導にも尽力した。さらに、2022年度高校生国際会議や国際協働学習の学生サポーター、UNCW訪問団チューター、JICA関西訪問プログラムでの通訳、オープンキャンパスや交換留学説明会等での学生相談など、本学のグローバル事業にも積極的に貢献した。
 帰国後も自身の英語運用能力の向上に努め、2024年10月にIELTS (Academic) で7.5、11月にTOEIC Listening & Readingで990点満点を取得した。さらに、2025年2月には、語学系資格試験で唯一の国家試験である全国通訳案内士試験に合格し、英検1級およびTOEIC満点と合わせて「英語資格三冠」を達成した。また、交換留学中に日本語教育への関心が高まり、日本語教育能力検定試験にも合格した。

松尾 知弥

【業績概要】
(令和3年度)
〇阪神六大学準硬式野球秋季リーグ 3位(獲得個人タイトル:打撃十傑9位)
(令和4年度)
〇阪神六大学準硬式野球春季リーグ 3位
〇阪神六大学準硬式野球秋季リーグ 5位
〇第30回関西地区大学6リーグ対抗準硬式野球大会 阪神リーグ選抜として選出され出場 4位(令和5年度)
〇阪神六大学準硬式野球春季リーグ 優勝(9年ぶり23度目)(獲得個人タイトル:ベストナイン外野手、打撃十傑8位)
〇第75回関西選手権大会 4位(関西地区に加盟している全58大学のうち)
〇清瀬杯 第55回 全日本大学準硬式野球大会 準優勝(選抜された全国各地の16大学のうち)個人では大会最多となる5盗塁を記録し、決勝戦では3安打3打点と躍動した。
〇第31回関西地区大学6リーグ対抗準硬式野球大会 阪神リーグ選抜として選出・出場 4位(令和6年度)
〇阪神六大学準硬式野球春季リーグ 優勝(2年連続24度目) 個人タイトルでは首位打者、打点王、本塁打王、盗塁王、ベストナイン外野手を獲得し、打撃部門のタイトルをすべて獲得した。
〇第76回 関西選手権大会 4位(関西地区に加盟している全58大学のうち)
〇清瀬杯 第56回全日本大学準硬式野球大会 ベスト16(選抜された全国各地の16大学のうち)
〇~三機サービス杯~第3回全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会 西日本選抜チームとして選出され、7番レフトのスタメンで出場(東軍が勝利)
 また,大会外での活躍として、令和5年7月から令和6年9月まで準硬式野球部主将としてチームを牽引しリーグ2連覇(リーグの2連覇は15年ぶり)、令和5年8月から令和6年6月まで阪神リーグ学生理事として、所属する阪神リーグの大会運営に関わり活躍、貢献した。

大塚 悠智

【業績概要】
(令和3年度)
〇第72回 関西国公立選手権水泳競技大会 男子200mバタフライ 7位
〇第95回 関西学生選手権水泳競技大会 2部男子100mバタフライ 8位 2部男子200mバタフライ 4位
〇第68回 全国国公立選手権水泳競技大会 男子200mバタフライ 8位
(令和4年度)
〇第73回 関西国公立選手権水泳競技大会 男子100mバタフライ 4位 男子200mバタフライ 3位
〇第69回 全国国公立選手権水泳競技大会 男子200mバタフライ 9位
(令和5年度)
〇第74回 関西国公立選手権水泳競技大会 男子100mバタフライ 5位 男子200mバタフライ 5位
〇第97回 関西学生選手権水泳競技大会 2部男子100mバタフライ 7位 2部男子200mバタフライ 4位
〇第70回 全国国公立選手権水泳競技大会 男子200mバタフライ 9位
〇第99回 日本学生選手権水泳競技大会 男子4×100mメドレーリレー出場
〇第20回 フィンスイミング学生選手権大会 男子50mアプニア 1位 男子50mCMASビーフィン 4位
(令和6年度)
〇第36回 フィンスイミング日本選手権 男子50mアプニア 2位(派遣記録突破) 男子50mサーフィス 7位 男子4×50mサーフィスリレー 1位
〇第75回 関西国公立選手権水泳競技大会 男子100mバタフライ 3位 男子200mバタフライ 2位
〇CMAS 23rd World Championships Finswimming Indoor 男子50mアプニア 25位
〇第71回 全国国公立選手権水泳競技大会 男子200mバタフライ 12位
〇東京アクアティクスセンター杯水泳大会2024フィン競技 男子50mアプニア 1位(大会新記録) 男子50mサーフィス 5位
〇2024 CMAS 18th World Cup Finswimming Indoor Golden Final 男子50mアプニア 25位 男子50mサーフィス 30位
 また、大会外での活躍として、副キャプテンとして練習・大会において盛り上げてくれるような存在であり、競泳だけでなくフィンスイミングにおいても日本代表となるなど、輝かしい成績を残した。

辻井 美緒

【業績概要】
(令和元年度)
〇第96回 関西学生陸上競技対校選手権大会 個人:400mH 7位
〇秩父宮賜杯第72回西日本学生陸上競技対校選手権大会 個人:400mH 6位
(令和2年度)
〇第97回 関西学生陸上競技対校選手権大会 個人:400mH 4位
(令和3年度)
〇関西学生陸上競技チャンピオンシップ 個人:400mH 6位
〇第98回 関西学生陸上競技対校選手権大会 個人:400mH 7位
(令和4年度)
〇第99回 関西学生陸上競技対校選手権大会 個人:400mH 3位
〇第106回 日本陸上競技選手権大会 個人:400mH 7位
〇天皇賜杯第91回日本学生陸上競技対校選手権大会 個人:400mH 4位
〇2022関西学生陸上競技種目別選手権大会 兼 第44回関西学生混成選手権大会 個人:400mH 優勝
(令和5年度)
〇2023日本学生陸上競技個人選手権大会 個人:400mH 6位
〇天皇賜杯第92回日本学生陸上競技対校選手権大会 個人:400mH 3位
(令和6年度)
〇第101回 関西学生陸上競技対校選手権大会 個人:女子400mH 3位
〇2024日本学生陸上競技個人選手権大会 個人:女子400mH 4位
〇第108回 日本陸上競技選手権大会 個人:女子400mH 7位
〇第21回 田島直人記念陸上競技大会 個人:女子400mH 3位
〇天皇賜杯第93回日本学生陸上競技対校選手権大会 個人:女子400mH 8位
〇第64回全国教育系大学陸上競技大会 個人:女子400m 準優勝

学長特別表彰(個人・団体)

大西 萌絵(個人)

【業績概要】
〇第54回関西女子学生剣道選手権大会 第3位
〇第58回全日本女子学生剣道選手権大会 出場
〇第18回全日本女子学生剣道東西対抗試合 西軍代表 出場
また、本学剣道部員の代表選手のかたわら、関西学生剣道連盟総務委員長、全日本学生剣道連盟総務委員を務めた。

準硬式野球部(団体)<代表者>千葉 康生

【業績概要】
〇阪神六大学準硬式野球春季リーグ戦 優勝(2年連続24回目)
〇第76回 関西選手権大会 4位(2年連続)
〇令和6年度阪神六大学準硬式野球新人戦 2戦1勝1敗
〇第56回 清瀬杯全日本大学選抜準硬式野球大会 初戦敗退(ベスト)
〇阪神六大学準硬式野球連盟 令和6年度 秋季リーグ戦 総合5位
〇第42回全日本大学9ブロック対抗準硬式野球大会 準優勝
〇~三機サービス杯~第3回全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会 準優勝
〇第33回関西地区大学6リーグ対抗準硬式野球大会 阪神六大学リーグ選抜として、選手5名、マネージャー2名が選出 4勝1敗で優勝

剣道部(団体)<代表者>橋本 昴

【業績概要】
〇第58回 全日本女子学生剣道選手権大会 個人出場 大西 萌絵、弓矢 小都、米村 咲歩
〇第54回 関西女子学生剣道選手権大会 女子個人3位 大西 萌絵、ベスト16:米村 咲歩、弓矢 小都
〇第15回 大阪学生剣道新人大会 男子団体3位,男子個人ベスト8(敢闘賞):木造 大貴
〇第15回 大阪女子学生剣道新人大会 女子個人 優勝:米村 咲歩、準優勝:弓矢 小都、3位: 枝 美咲、ベスト8(敢闘賞):上井 夏穂
〇第53回 大阪女子学生剣道優勝大会 女子団体3位
〇第72回 関西学生剣道優勝大会 男子団体 ベスト8
〇第72回 全日本学生剣道優勝大会 男子団体 2回戦進出
〇第4回 若木杯関西学生剣道大会 女子団体 優勝
〇第18回全日本学生剣道オープン大会 女子団体5位

障がい学生修学支援ルーム(団体)<代表者>谷口 慧、谷口 芙慈子、味松 由夏、石岡 奈月美

【業績概要】
 本学では障がい学生修学支援ルームにおいて修学支援を推進するため、「サポート学生スタッフ制度」を設け、学生の主体的な活動参加を奨励してる。
 ここに推薦する学生らは、障がい学生支援に係る(1)自主研修の企画実施(2)学内外への広報活動(3)学内及び他大学学生等交流会企画実施参加(4)支援機器活用の検討(5)学生会議の実施等の取り組みを主体的に推進し、自らの資質向上に励むとともに、本学における障がい学生支援の充実に多大なる貢献を果たしてきた。
なお、これらの功績は対外的にも評価されることとなり、令和6年12月7日、8日に開催された、日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク主催「第20回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム」内「実践事例コンテスト」で『奨励賞』を受賞した。


学生表彰の様子


学長特別表彰授与式の記念撮影

(学生支援課)