教養学科芸術専攻音楽コースオーケストラが,11月19日(土)に河内長野市立南花台中学校でコンサートを行いました。 これは,河内長野文化振興財団アウトリーチプログラムとして,本学教養学科芸術講座(音楽)との共催で開催されました。公演直前の16日(水)には,中務晴之教授と指揮のヤニック・パジェ先生,山本侑果さん(音楽コース4回生),牧貴美子さん(同)が,同中で事前授業を実施しました。 当日はベートーベン「交響曲第5番『運命』」,モーツァルト「交響曲第40番」,オッフェンバック「天国と地獄」など,誰もが耳にしたことのある名曲を演奏しました。また,オーケストラの団員たちが楽器を紹介し,生徒たちに楽器に触れる機会を提供しました。最後には源田俊一郎「ふるさとの四季」を同校合唱部と合同演奏しました。 演奏を聴いた生徒からは「初めてオーケストラの演奏を聴き,あまり音楽や楽器に興味がなかったけれど,もっと知りたいと思った」「音に厚みがあって,スマホで聴く音楽とは全く違った」「バイオリンを弾かせてもらい,音が出せてとても嬉しかった。高校で吹奏楽部に入ろうかなと思った」などの感想が寄せられました。 演奏した平井菜月美さん(音楽コース2回生)は「オーケストラや楽器に興味を持ってもらえて嬉しかったです。わたしも,生徒たちに音楽の楽しさ,面白さを伝えるにはどうしたらいいか勉強できました。独奏した時に生徒たちが『おぉ!』と驚いてくれて,演奏してよかったです」と語り,井岡文奈さん(同4回生)は「生徒たちが初めて見るオーケストラに興味を持ってくれたことを強く感じられました。暖かい雰囲気の中で演奏できたのはとてもいい経験になりました」と語りました。
[左上写真]事前授業を行うヤニック・パジェ先生(左)と中務晴之教授[右上写真]事前授業で合唱の練習[左下写真]コンサートの様子[右下写真]生徒が楽器の演奏を体験
(広報室)