学生支援の具体的な解決策を検討する場として,「学生支援実践事例研修会」が3月16日(水)に柏原キャンパス事務局棟2階第2小会議室で開催されました。平成27年度設置の「学生総合支援ネットワーク」事業の一環として企画され,さまざまな立場で学生の指導・支援にあたる教職員12人が参加しました。同事業では,大学教員の教育能力向上のため,全学FD『チームで取り組む本学の学生支援』を昨年12月に開催しましたが,多くの教職員が受講する機会とは別に,個別の問題を抱え込みがちな教職員が具体的方策を議論するため,この場が設けられました。
研修会では,学校教育講座の水野治久教授がアドバイザー(助言者),障がい学生修学支援ルームコーディネーターの池谷航介特任准教授がファシリテーター(調整役)となり,参加者がそれぞれの経験を踏まえ,学生へのアプローチの方法や支援体制の活用等,対応策を熱心に議論しました。また,全学的に共通理解しておきたい内容等についてもざっくばらんな意見が交わされました。 参加者からは「学生支援にぜひ生かしたい」「この場だけでなく具体的に協力したい」「今後も定期的に開催してもらいたい」といった声が挙がりました。 「学生総合支援ネットワーク」では,学生支援に関するプログラムを推進するため,より密接に意見が交換できる小規模な研修機会を今後も設けていきます。
[写真]左から,水野治久教授,池谷特任准教授,古和学生総合支援副ネットワーク長
(学生支援係)