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2016.03.31

大阪梅田で開催の芸術イベントに本学美術学生の作品が展示

 日本最大級の大型商業施設グランフロント大阪で,3月24日(金)から開催されている「うめきたフェスティバル2016」で,本学教養学科芸術専攻美術コースの学生の作品が展示されています。
 同フェスティバルでは,日常と違う体験を通して,新しい気づきや発見に出会うことをコンセプトに,全36イベントが用意されています。そのうちの一つ「ガーデンアートストリート」は,都市とアートの新しい可能性を探るとして,本学をはじめ,芸術系学部のある9大学から16作品が,グランフロント西側,「せせらぎのみち」に並んでいます。
 その中でもっとも小型の作品「子ども怪獣」は,立体ゼミ4回生の田中彩音さんが制作しました。「出会わないものたちへのアプローチ」をテーマに,異形でありながらどこか愛嬌のあるキャラクターを創り上げました。「こんな怪獣がいたらいいなという思いを込めました。作品を見た人も愛着を感じてほしい」と作品への思いを語ります。
 本学からはもう一点,デザインゼミ3回生の鈴木なるみさんほか4人による合作「イコロ」も展示されており,独特の存在感を放っています。日常に突如移動式の憩いの空間が現れたらという発想のもと,真っ白いキューブ型の建物に,のれんと畳椅子を配した,くつろぎを与える小部屋が出来上がりました。学生の自主的活動を支援する本学独自の事業「学生チャレンジプロジェクト」の企画として,構想から制作まで約半年をかけた力作です。鈴木さんは「こんな大規模なイベントに展示してもらえるなんて嬉しい」と笑顔を見せ,「道行く人々にも癒しや安らぎを与える存在になれば」と語りました。
 「ガーデンアートストリート」は,4月3日(日)まで開かれ,一般来場者の投票により優秀作品を選出するグランプリ企画も催されています。

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[左写真]立体ゼミ4回生田中彩音さんと作品「子ども怪獣」
[右写真]デザインゼミ3回生鈴木なるみさんと作品「イコロ」

 
 

(広報室)