京阪奈三教育大学(京都教育大学・大阪教育大学・奈良教育大学)図書館業務連携プロジェクトは,図書館に関する課題解決や情報共有を目的として,職員研修会「アクティブラーニングを支援する大学図書館の取組」を2月24日(水),京都教育大学附属図書館で開催しました。双方向遠隔講義システムで3大学に配信され,本学からは15人の図書館職員が参加しました。 京都教育大学教育学部の谷口和成准教授による講演「理科教育におけるアクティブ・ラーニングの実際」のあと,各図書館における学習支援の方向性を探るために,他機関の先進的な取り組み事例を調査した図書館職員からの報告が行われました。本学からは,リニューアルオープンのために構想から10年を費やした明治大学和泉図書館の見学報告と,龍谷大学深草キャンパスおよび立命館大学大阪いばらきキャンパスの先進的なラーニングコモンズについての調査報告を行いました。質疑応答では,調査した図書館の規模や人員の確認,利用が多い設備についてなどの質問があがり,活発な意見交換が繰り広げられました。 参加者からは,「今後もこのような調査報告を継続してほしい」「大学図書館間で情報共有し,自館の取り組みに役立てていきたい」といった感想が寄せられました。
[左写真]双方向遠隔授業システムによる講演[右写真]ラーニングコモンズの調査報告をする本学職員
(学術情報課)