毎年恒例の「第九交響曲クリスマスコンサート」が,12月20日(日)に柏原市リビエールホールで開催されました。本学と柏原市との提携による芸術文化プログラムとして今年で13回目を迎え,本学からは学生と教職員あわせて120人が参加しました。 開演前には,音楽教育専攻の学生らによる「コーラスセッション」が,寺尾正教授の指揮のもと,サンタクロースに扮して『サンタが街にやってくる』ほか,クリスマスにちなんだ5曲を歌い上げました。 幕が開き,本学外国人教師ヤニック・パジェ氏の指揮のもと,L.V.ベートーヴェンの『交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱付」』が披露されました。本学音楽コースオーケストラの演奏をバックに,本学学生と柏原市民らによる混声合唱団総勢174人が,歓喜の歌声をホール中に響かせ,1000人を超える観客を沸かせました。閉演後は,音楽コースの学生によるロビーコンサートが開かれ,『ホワイト・クリスマス』などを演奏し,観客を見送りました。 合唱に参加した本学職員の上村明さんは「合唱指導する寺尾先生から気迫がみなぎっているのが伝わり,舞台に上がる全員が先生の思いを乗せて臨みました。パジェ先生も指揮台で飛び跳ねるかの如く,いつにも増してダイナミックで,指揮・オーケストラ・ソリスト・合唱が一体となり,昨年以上の迫力あるサウンドをお届けできたと思います」と語りました。 観客たちは「これを聴かないと年が越せない!」「感動のあまり涙が出ました」「毎年パワーアップしていて,来年も楽しみです」と興奮冷めやらぬ様子でした。
[左上写真]大阪教育大学コーラスセッションによるクリスマスメドレー[右上写真]演奏の様子[左下写真]本学生徒と柏原市民らによる合唱団[右下写真]音楽コースの学生によるロビーコンサート
(広報室)