関西学生2部Aリーグで奮闘する本学サッカー部の1部昇格をかけた神戸大学との最終戦が,11月21日(土)に柏原キャンパス人工芝サッカー場で行われ,本学が2-1で勝利し,同リーグ2位で2年ぶりに1部昇格を果たしました。 前節に同リーグ首位の同志社大学に敗戦し,1部昇格に向けて負けられない本学サッカー部は,前半開始1分に相手DFのこぼれ球を.堀江修平選手(スポーツ専攻4回生)がミドルシュートし,先制点を獲得。しかし,後半直後の3分にゴール前の混戦を神戸大学に押し込まれ,同点に追いつかれました。 キャプテンのDF田中脩史選手がすばやく全員に声掛けして立て直すと,後半22分にMF久瀬恭平選手(スポーツ専攻3回生)のアーリークロスをFW河原陽選手(スポーツ専攻4回生)がダイビングヘッドでゴールネットを揺らし,再びリード。その後,俊足の西野健太選手(保健体育専攻4回生)を投入し,スピードのある攻撃で相手を圧倒したまま試合終了のホイッスルが鳴りました。 素晴らしいリーダーシップでチームを引っ張ったキャプテンの田中選手は「背負うものが大きく苦しい1年だった。優勝が目標だったので,2位で悔しさもある。来年,後輩たちにはそういう部分を含めて結果を出してほしい。1部と2部を行き来するチームではなく,1部に定着し,インカレを目標に頑張ってほしい」とエールを送りました。 総監督の入口豊理事・副学長は,「創部100周年の記念イヤーに素晴らしい結果を出せた。けが人が多く,本来のポジションを変えてのオーダーだったが,18試合19失点のリーグ最少失点でしっかりと守ることができるチームだった。大変厳しかったが,選手たちがたくましく成長してくれたことが何よりうれしい」と喜びを語りました。
(広報室)