「第1回ビブリオバトル」を11月20日(木),本学附属図書館まなびのひろばで開催し,約30人が参加しました。 ビブリオバトルとは,新しい読書の楽しみ方として近年広まっている書評会です。数人の「バトラー(発表者)」がおすすめの本の魅力を5分間で語ります。発表後,参加者全員が「一番読みたくなった本」を基準に投票し,最も票を集めた本が「チャンプ本」となります。 今回は5人のバトラーが,ビブリオバトル“初”開催にちなんで,「初」をテーマにそれぞれ小説や児童書を紹介しました。また,バトラーの1人は附属図書館天王寺分館からテレビ会議システムで参加し,キャンパスを越えたイベントとなりました。 チャンプ本となったのは太宰治著『グッド・バイ』で,チャンプバトラーの山平千鶴さん(大学院国語教育専攻2回生)は「太宰は決して暗闇に生きた人ではなく,多彩な作品を残し,美しいことばを紡いだ人であることを知っていただきたいです」と話しました。参加者からは「ライブで人に勧めてもらうのは楽しかった」等の感想が寄せられ,イベントは盛況のうちに終わりました。
[右写真]第1回チャンプバトラーの山平さん
(学術情報課)