本学剣道部にゆかりを持つ高等学校剣道部の親善大会「小右武剣道大会 高等学校の部」が,12月7日(日)に柏原キャンパス体育館で開催されました。同大会は,本学剣道部の卒業生が教員を務める高等学校剣道部が,試合で武勇を競うことで交流の裾野を広げるとともに,大学のPR活動の一環として毎年冬に開かれています。27年目となる今年は,7府県20校から217人が参加し,館内のいたるところで竹刀の音が響き渡りました。 試合は男女別のトーナメント形式で行われ,和歌山県立和歌山東高等学校が男女ともに優勝を果たし,本学剣道部OB会有馬秀明氏から優勝旗が贈られました。また,試合に取り組む姿勢が称えられ,男子は和歌山県立日高高等学校,女子は大阪市立桜宮高等学校が敢闘賞に選ばれ,太田順康剣道部部長より学長杯が贈られました。表彰の後,師範教員と本学部員をあわせた総勢300人が合同稽古で汗を流し,親睦を深めました。 男子生徒の一人は「非常にレベルが高く,良い経験になりました。大阪教育大学に入学して剣道部の門を叩けるように,勉学にも力を入れ,文武両道めざして頑張ります」と力強く答えました。本学卒業生(数理科学卒)で鳥取西高等学校教諭の桒原崇さんは,「自分が鍛錬していた稽古場に,教え子を連れて来られて感慨深いです。一人でも多く大阪教育大学に入学してもらって,母校に恩返しできればと思います」と語りました。
[左写真]試合の様子[右写真]師範教員と学生,生徒による合同稽古
(総務企画課)