トピックスバックナンバー(2011年~2020年)

2020.10.14

「大阪教育大学アドバンスト・ラーニング・ネットワーク運営会議」を開催

 「第1回大阪教育大学アドバンスト・ラーニング・ネットワーク運営会議」を10月2日(金)に対面とオンラインを組み合わせて開催し,学内外合わせて33名が参加しました。
 この運営会議は,文部科学省から受託した「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」を円滑に実施するため設置したものです。イノベーティブなグローバル人材を育成するという事業の趣旨に基づき,国内外の高校や企業,大学等と協働し,高校生に対する高度な学びを提供する仕組みの形成を目的としており、今回はその初会合でした。
 本学は,『Society5.0に向かう生徒と教員のための「学びの共同体(*)」の構築~データサイエンスに基づくイノベーティブなグローバル人材育成システムの開発』をテーマに,令和2年度から3年間,附属高等学校平野校舎を拠点校,池田校舎を共同実施校とし,国内外の高校や大学,企業と連携しながら事業を展開していきます。
 栗林澄夫学長は開会挨拶において,「私たちが使っている社会という言葉は,今や国を越えて世界全体,地球全体を表す言葉となっている。そのような中でどのように教育改革を行うか検討し,WWL事業の発展をめざして皆さんと共に取り組んでいく」と述べました。続いて研究担当の片桐昌直理事・副学長が本事業の概要について,附属学校連携担当の鈴木真由子学長補佐が現状報告及び今後の連携について説明しました。
 参加した委員からは「コロナ禍で大変だと思うが,ピンチはチャンスであると考え,色々なことにチャレンジしていただきたい」などの意見がありました。

*学びの共同体,生徒だけでなく教員及び教員を目指す学生や大学院生が協働し,多様な連携先が提供する教育資源や情報,研究成果を共有しながら学ぶことができる共同体

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(附属学校課)