令和2年度後期(第3・第4ターム)の授業を10月1日(木)より,柏原,天王寺の両キャンパスで開始しました。 令和2年度前期(第1・第2ターム)の授業は,新型コロナウイルス感染拡大防止のためにオンライン授業を中心に実施しましたが,令和2年度後期の授業は,必要な感染防止対策を講じた上で,対面授業の科目を拡大して実施しています。 一部の授業科目では講義室の対人距離を確保し,キャンパス内に滞留する学生の総数を減らすために,学籍番号末尾の奇数と偶数により2グループに分けて,大学キャンパスで受講する対面授業と自宅で受講するオンライン授業を交互に組み合わせて行うハイブリッド授業を実施しています。 10月2日(金)に実施した1回生開講科目「物理科学概説」は,ハイブリッド授業を実施している科目の1つです。担当した辻岡強教授(理数情報部門)は,「対面とオンラインのハイブリッド授業は初めての経験ですが,単なる対面授業の中継版にならないように,オンラインならではの工夫を盛り込んで,より高い教育効果をめざしたいと思います」と意気込みを語りました。 授業に参加した1回生の学生からは,「前期はオンライン授業が中心だったので,友だちと十分にコミュニケーションをとれなかった。対面授業を心待ちにしていた」「オンライン授業では,わからない部分を繰り返し聞けたり,感染リスクがない点ではよかったが,対面の方が質問しやすいことがメリットだと思う。対面授業では分からないことがあれば,積極的に先生に質問したい」などの声がありました。
対面とオンラインを組み合わせて実施するハイブリッド授業
講義を行う辻岡教授(理数情報部門)
(広報室)