附属天王寺小学校の音楽鑑賞会を,10月9日(水)に柏原キャンパス音楽棟ホールで開催しました。1年生から3年生が午前,4年生から6年生が午後に分かれ,合計615人の児童が,教育協働学科芸術表現専攻音楽表現コース学生らによるオーケストラの演奏を鑑賞しました。 鑑賞会は,ビゼー作曲『カルメン』より「前奏曲」で開幕。子どもに人気の映画音楽も演奏され,「ハリー・ポッター」シリーズのテーマ曲では,指揮者が魔法の杖をかたどった指揮棒を振りました。曲の合間には,楽器の種類と音色を紹介するコーナーもあり,チューバやコントラバスといった大きな楽器が登場すると,子どもたちから歓声があがりました。さらに,1年生から3年生は「世界に一つだけの花」を,4年生から6年生は「花は咲く」を,オーケストラの伴奏に合わせて全員で合唱しました。演奏終了後には,児童代表が「知っている曲がたくさん演奏されて感動しました。オーケストラと一緒に歌うというのはなかなかできないことなので,いい経験になりました」と感謝の言葉を述べました。 同校で音楽科を担当する上野絢音教諭は,「目の前で奏でられるオーケストラの迫力ある音色に,子どもたちは目を輝かせながら聞き入り,手拍子をしたり歌を口ずさんだりする姿も見られました。また,オーケストラと合唱の共演も感動的でした。このような音楽経験を通して,子どもたちがより一層音楽を好きになり,豊かな心を育んでくれることを願っています」と話しました。
演奏に聞き入る子どもたち
金管楽器の音色を紹介
オーケストラの伴奏で合唱
(広報室)